異物混入防止の取り組み2(「クノール® カップスープ」の場合)

異物混入を防ぐ対策として、製造工程では多種にわたる異物検出機とともに、人の目による目視選別を行っています。また、原料メーカーとの協力のもと、原料の品質向上に取り組んでいます。

原料は選別工程で徹底的に確認し、さらに目視選別を行う

現在、「クノール®」のスープに使用する原料は、製品数の増加とともに多様化しています。
原料のほとんどは、原料メーカーで、金属検出機などの選別を数回受けた状態で工場に納入されます。受け入れ時の検査として、品質管理部門が微生物、水分、塩分など、原料ごとに定めている規格基準を満たしているかどうかをチェックします。
また、更なる選別が必要と判断された原料については、自社内の選別工程を用い、さらに異物検査を行います。選別では、原料によって金属検出機やX線検査機、そして専任の担当による目視選別を行います。選別で不合格となった原料は別の場所に移され、製品に使用されることはありません。

X線検査機

X線検査機

金属検出機

金属検出機

原因究明のためには畑にまで足を運ぶことも

選別で不合格となった原料の内容は、原料メーカーへフィードバックし、品質の向上につなげています。
原料メーカーに取り組んでほしい課題を明確に伝え、原料メーカーを実際に訪れて原因をともに究明します。必要があれば原料を栽培している畑まで確認しに行きます。
すべてはお客様やご家族が安心して食べることのできる製品をお届けするため、安全性追求に取り組んでいます。

原因究明のためには畑にまで足を運ぶことも

問題の究明のために、原料の生産にさかのぼり、畑まで足を運ぶこともある。