Q. トラブルが起きたときに対処するためのトレーサビリティー(履歴情報管理)はどうしているの?

A. 速やかに調査できるトレーサビリティシステムを構築しています。

トレーサビリティとは、食品の安全を確保するために,原料生産から加工・製造・流通などの過程を明確にすることです。
味の素グループは、製品の履歴情報を速やかに調査できるトレーサビリティーシステムを構築しています。原料に関する情報(原産国、アレルギー物質、GMOなど)のデータベース化を進める一方、正確な原料情報の入手のために、サプライヤーに対する適切な管理にも力を入れています。

A. 3段階のチェックでより正確な情報を迅速に把握します。

味の素グループのトレーサビリティーシステムでは、原料生産、加工、流通など、右の3段階の情報を迅速かつ正確に把握できるようにしています。
● 原料遡及性…原料の産地、生産状況、供給源の管理
● 工程遡及性…原料受け入れから加工、出荷までの自社工程の管理
● 製品追求性…流通から消費者にいたる製品の管理

TOPIC MEMO

履歴情報を追跡

食品の生産・加工・流通の各段階で、原料の出所や食品の製造元、販売先などの記録を記帳・保管し、食品の履歴情報を追跡できるようにするのが、トレーサビリティーシステムです。
食品への異物混入事件や食品偽装事件などによって食品に対する信頼が揺らいでおり、生産や流通の履歴の明確化が求められています。

トラブル発生時に速やかに対処できる

トレーサビリティーが確立していることで、トラブル発生時に、
1.対象製品を特定した迅速な回収
2.問題の原因の速やかな特定
3.安全な他の流通ルートの確保
が可能になります。