品質保証トピックス

味の素グループの品質保証に関する最近の取り組みやお知らせをご紹介します。

2015.10.27

北米でASQUA(アスカ)スクールが開催されました

ASQUA*1(アスカ)スクールは、東南アジア、中国、北米、南米、アフリカの5つのエリアで定期的に開催される、味の素グループの海外における品質教育です。2005年にタイで第1回が開催されたのを皮切りに、現在まで合計22回開催されています。

10月27、28日の2日間、味の素ノースアメリカ社と味の素㈱品質保証部の共催により、北米で2回目となるASQUA(アスカ)スクール(2nd ASQUA School in USA)が開催されました。 今回は、アメリカ、中国、メキシコ、日本から約30名の品質保証関係者が参加しました。

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左:講義の様子                   右:参加者の発表の様子

初日は、ASQUA(アスカ)についての概要や、宗教対応、サプライヤー監査等の講義が行われました。参加者は、担当業務を始めとして、所属する法人の事業内容や商品、それらに関する品質関連のトピックスを紹介し、日々の業務における課題や活動事例の共有も行いました。
また、ノースカロライナ工場の見学を行い、場内の各部署の役割や品質保証に関する取り組み等を確認しました。
2日目は、米国における食品法規制、GMP*2監査、お客様の声活用の講義の後、参加メンバー全員で講義内容についてのディスカッションを行い、各々の課題解決に向けた情報交換を行いました。

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参加者と講師

参加者からは「参考となる知見を得られただけでなく、他法人の参加メンバーとの交流を深めることができた」、「品質レベルの向上のため、毎年実施したい」等の感想があり大変好評でした。
ASQUA(アスカ)スクールは、今後も世界の各エリアで、1~3年に1回の開催を予定しています。


*1:Ajinomoto System of Quality Assurance(味の素品質保証システムASQUA(アスカ))
*2:Good Manufacturing Practice