お客様に喜んでいただける製品を開発するために、グループインタビューやアンケート調査等を行って市場の隠れたニーズを探ります。新製品の方向性を絞り込んだ後は、仮説と検証を繰り返し、製品コンセプトを具体化していきます。
製品やコンセプトを具体的に固めるのに先立ち、あらたに立ち上げる企画に事業としての可能性があるか、市場ニーズがどれ位あるかなどを調査・検討し、精査します。また、企業として目指している方向性に合致しているかといった検証も行います。
それぞれの調査・検討ごとに論拠と結論をとりまとめ、確かな評価を得た企画だけを、次のステップへ進めています。
事業領域を設定するため、何点かに絞った新製品に関する仮説を検証する、グループインタビューやアンケート調査を実施しています。
これらの結果に基づき、仮説が確かなものであるか、製品コンセプトはお客様の期待にこたえているか、そして新製品をどのような市場に投入するかなど、お客様にとっての製品の位置付けを検討しています。
新製品の方向性を絞り込んだ後は、仮説と検証を繰り返し、製品をあらわした表現 “製品コンセプト”をシンプルにまとめます。さらに、そのブラッシュアップと、製品の具現化を並行して行っていきます。たとえば試作品の味が製品コンセプトと合致しているか、パッケージのデザインが製品コンセプトを表現できているかを評価し、試作品を改良したり、製品コンセプトの修正を行ったりします。
製品企画は、製品を市場に出して終わりではありません。実際に製品を買ってくださったお客様のご意見や、市場の変化にあわせて改良を行うことの繰り返しであり、終わりのないものです。
品質へのこだわりという観点で、製品企画の担当者は、どのくらいの品質であればお客様にご満足いただけるかという基準をつくり、実際の製品がそれにかなっているかどうかを判断しています。