27卒ENTRY/MYPAGE

社員

新事業開発

※入社時の職種:新事業開発

入社1年目で新事業アイデアを提案。
食の背景にあるストーリーを起点に、
新しい体験価値の創出に挑む

Ayaka

コーポレート本部 R&B企画部
A-STARTERS推進グループ
2023年入社
家政学研究科 食物・栄養学専攻

※業務内容・所属部署は取材当時のものです

経歴

入社1年目:
コーポレート本部 R&B企画部 アクセラレーショングループ
入社2年目~現在:
コーポレート本部 R&B企画部 A-STARTERS推進グループ(提案テーマ推進担当)

01

栄養やおいしさの先へ。

入社動機を教えてください。

母が料理教室の講師だったため、私も自然と食べることが好きになりました。大学では栄養や調理を専攻。「おいしい」とは何なのかをもっと深く追求したいと考え、大学院では、おいしさを数値化する官能評価について研究。その中で、おいしさは実はその人自身が持っている背景や文化が大事なのではないかと考え、食文化を学びに留学しました。こうした経験を重ねるうちに、栄養やおいしさはもちろんのこと、それだけに留まらない食の新しい価値を届けたいと思うようになりました。就活では食品メーカーを志望し、その中でも、私が成し遂げたいことに携われる可能性がもっとも高いと思えたのが味の素㈱です。さらに社員と話した時、その雰囲気が自分にフィットしていると感じ、入社を決めました。

入社して感じたギャップはありますか?

社員一人ひとりの志を尊重し、若手にも大きな裁量を与える社風です。私は入社してすぐ、新規事業創出を目的とした社内起業公募プログラム「A-STARTERS」に採択された事業のメンバーになりました。イベント部門の中心メンバーとして、自分で考えた企画や、お客様に大きな価値を提供できるツールの導入などを提案。それがプロジェクトに反映されることで、お客様にとってますます価値のある事業になっていくことにやりがいを感じました。また、入社1年目で私自身も「A-STARTERS」 に応募。それが採択されたり、社外の新規事業インキュベーションプログラムに参加する機会を頂けたりと、会社として新規事業に力を入れながら、そのなかで若手社員を応援する風土があることに驚きました。

02

食に込められた想いや文化を継承するだけでなく、
新しい体験価値に変える

現在の仕事内容を教えてください。

私が所属するR&B企画部は、新規事業を開発する部署。そのなかで私は、「A-STARTERS」に応募し、採択された新規事業を推進しています。事業のテーマは「食の背景にある想いや文化を新しい価値に変換する」こと。食に込められた想いや文化に着目し、それらを伝え残すだけでなく現代のライフスタイルに合う体験価値に変えて、Well-beingを実現することを目指す事業を検討中です。日々、未来のお客様となり得る方々と対話しながら、新しい価値を共に探求したり、社内の研究所や他部署、社外のパートナー企業との議論を重ねたりしながら進めています。

その仕事のやりがいは何ですか?

最大のやりがいは、自分の問題意識から生まれた「成し遂げたいこと」を、会社のリソースを活用しながら、多くの人とともに試行錯誤しながら新しい価値を具現化していける点です。個人では難しいことも、味の素㈱の事業として取り組むことで共感者の協力を得られ、より大きな価値を生み出すことができるはず。まだ事業化には至っていませんが、インタビューを通じて私たちの想いに共感してくださる方々と出会い、同じ目標を描く仲間とともに実現を目指し、まだ見ぬ価値を深く考えていく、その過程そのものが、私たちのやりがいです。さまざまな人の存在に支えられ、前に進む力をもらいながら、このプロジェクトを「何としても実現させたい」という強い意志を持って取り組んでいます。

学生時代の経験はどう役立っていますか?

学生時代に身につけた学びと姿勢が、どちらも今の挑戦に活きています。当時の私は「食の認識や向き合い方について研究する」という目標を掲げて行動していました。そのなかで、食と国際協力の学生団体でリーダーを務めたり、食文化を科学する研究を立ち上げたりしながら学んだことが、現在のテーマである「栄養やおいしさだけではない食の価値」につながっています。また、学外や留学先での出会いを通じて、幅広い視点に気付かされたり、協力を得たりする機会が多くありました。そのなかで培われた、自分の好奇心や信念を大事にしながら新しい視点で挑戦し、周囲の共感を得ようとする姿勢。それが今、社内外との意見交換を大切に、よりよい事業を育てることに活きていると感じています。

今の仕事を通じて、達成したいことを教えてください。

担当するテーマを事業化し、多くのお客様にその価値を届けることが目標です。現在、社内外の力を借りながら、「自分が成し遂げたいこと」と「味の素㈱がやるべきこと」の重なりについて検討しています。まずは未来のお客様となり得る方々の声にしっかり耳を傾け、その課題や叶えたい願いを丁寧に捉えます。たとえそれがまだ世の中で価値として認識されていないものであっても、私たちの手で新しい価値として形にし、届けたいと考えています。チームの推進者としては、よりよいチームにするために、私自身の知識やスキルをさらに高めていきたいです。

いつか、味の素㈱で成し遂げたいこと

学生時代に感じた「食は健康だけでなく、その人の人生をつくる」という思いを忘れず、健康やおいしさに留まらない食の価値を多くの人に届けたいです。「食の背景に目を向けることで豊かに生きられる人がもっと増えてほしい」「伝統的な料理と大量生産の食品が、対立することなく尊重しあえる存在であってほしい」という思いは、味の素グループのファンを増やし、Well-beingを実現することにもつながると考えています。そこに少しでも貢献できる人材を目指したいです。