27卒ENTRY/MYPAGE

社員

Sales

※入社時の職種:R&D

お客様ごとの課題を見極め、
製品を駆使した
ソリューションを届ける。

Marin

食品事業本部 大阪支社
B2Bソリューションスタッフグループ
2023年入社
先進工学研究科 生命システム工学 専攻

※業務内容・所属部署は取材当時のものです

経歴

入社1~3年目:
食品事業本部 食品研究所 加工食品ソリューショングループ(業務用製品開発・工業化、アプリケーション開発、スタートアップ企業との協業)
入社3年目~現在:
食品事業本部 大阪支社B2Bソリューションスタッフグループ(技術営業)

01

開発力から生まれる、
トップブランドとしての影響力。

入社動機を教えてください。

酵母、カビなど、食品に関わる微生物に興味があり、それを学べる大学院と研究室を選びました。研究は非常に楽しく、社会に出ても微生物や食に関わり続けたいと思ったこと。それが、食品会社に興味を持ったきっかけです。なかでも注目していた分野は調味料。日に三度の食事を、飽きが来なくて彩りあるものにしているのは調味料だと考えていたからです。企業研究を重ねていくうちに、味の素㈱は和洋中においてトップブランドを持ち、食卓への影響力が大きいことを改めて知りました。味の素㈱の製品が多くの人に愛されているのは、高い開発力があればこそ。そこに魅力を感じて入社を決めました。

入社して感じたギャップはありますか?

取り扱う製品が非常に幅広いことです。特に、業務用の製品は多種多様。「こんな製品もあるの!?」と驚くことがいまだにあります。その領域は広がり続けており、大手企業でありながら守りではなく攻めの姿勢が強いことも、入社前のイメージと異なるうれしいギャップでした。味の素㈱は「課題を解決できる開発力」「ニーズの抽出力」「ゴールまでつなげる営業力」など、あらゆる力のレベルが高く、そのすべてをあらゆる製品に注ぎ込んでいます。そんな味の素㈱の一助になれていることを誇りに思います。

02

すべてのお客様に、
味の素㈱だから届けられる最適解を。

現在の仕事内容を教えてください。

営業部門のTS(テクニカルサポート)グループで、主にBtoB領域における技術営業を担当しています。外食店や加工食品メーカーなどのお客様が持つ「おいしくしたい」「効率化したい」といった課題に対し、味の素㈱製品を活用した解決をサポートするのです。営業メンバーに製品のよさや機能をしっかり理解してもらい、自分自身の言葉でお客様に伝えられるよう援助するのもTSの役割です。そのために、サンプルの作製やデータの取得などの技術的支援や、主に若手営業を育成するための社内勉強会を定期的に行っています。また、商談に同行し、お客様の課題をより詳細に見極めることも行います。

その仕事のやりがいは何ですか?

裁量をもって業務に当たり、「お客様の役に立てた」と実感できるところです。共通する課題や目的を持ったお客様でも、使っている原料や機械、環境などが異なるため、一人ひとりに合わせた最適解を探索することが必要です。綿密な情報収集や仮説立て、幅広い業種知識が求められ、一筋縄ではいかないことも多いですが、関係者を巻き込み、多方面から解決方法を探索します。その結果、お客様の課題解決に貢献できた時や、味の素㈱の製品の魅力がしっかりと伝わり、感動していただいた時に、非常にやりがいを感じます。

学生時代の経験はどう役立っていますか?

私はいわゆる苦学生でした。アルバイトを4つ掛け持ちし、朝晩は働き、昼に研究する生活を送っていました。アルバイトと研究が重複しないように日々の予定を立てるのですが、研究が計画通りに進まないことも珍しくありません。そのため、研究が失敗した場合の段取りも予測したり、難易度や所要時間などから研究に優先順位をつけたりして、綿密に計画を立てることを心がけていました。この経験から、臨機応変かつ計画的に行動する力が身についたと考えています。仕事においては、多くの業務を抱えながら、時には突発的な出来事にも対応しなければなりません。その時、優先順位を見極めながらタスクを管理できるようになったのは、学生時代の努力の賜物だと思っています。

今の仕事を通じて、達成したいことを教えてください。

「食品業界のスペシャリストになる」ことです。味の素㈱は多領域において幅広い製品を展開していますが、それだけではお客様の課題解決が難しい時もあります。大切なのは、いくつもの要素を網羅した提案を行うこと。他社の製品をどう使いこなすか。使用機器との相性はどうか。生産現場でいかにハンドリングしていくか——それでこそ、お客様への本当のお役立ちが可能になると考えています。お客様が困った時に、まず相談したいと思える存在になれるよう、食に関する知識をさらに高め、技術への好奇心を持ち続けていきたいです。

いつか、味の素㈱で成し遂げたいこと

「摂食に障壁を持つ人々の食の選択肢を増やす」ことです。たとえば「減塩製品」と聞くと、「味が薄そう」「おいしくなさそう」と味にマイナスな 印象を持つ方も少なくないと思います。そんなイメージを 払拭できる調味料開発に貢献し、さまざまな製品に導入することで、食の選択肢を増やしたいと考えています。そして、その製品を喫食するご本人はもちろん、一緒に食卓を囲む方も「おいしい」と思えるような、温かい食卓づくりに貢献したいです。