Interview

社員紹介

R&D

※入社時の職種:R&D

もっと楽しく。
もっと健康に。
包装がつくる食の幸せで、
世界中を包みたい。

Haruka

食品事業本部 食品研究所 商品開発センター
包装設計グループ
2021年入社
工学研究科 応用化学専攻

※業務内容・所属部署は取材当時のものです

経歴

入社1年目~現在:
食品事業本部 食品研究所 商品開発センター 包装設計グループ (新製品、環境配慮型包材の工業化業務)

01

楽しく、おいしく、
健康に食べる機会を、あらゆる人へ。

入社動機を教えてください。

世界中の誰もが毎日必要とする、非常に身近な「食品」。その開発に携わり、あらゆる人が楽しく、おいしく、健康に食べられる機会を増やしたい。それが食品業界を志望したきっかけです。中でも味の素㈱は、高い研究開発力とグローバルなネットワークを持ち、確かな価値を持った食品を世界中のあらゆる人々に届けています。この会社でなら、自分の志を実現できるのではないかと思いました。また、インターンシップに参加して社員の話を聞く中で、お互いに尊敬し合いながら切磋琢磨できる環境にも惹かれ、入社を決意しました。

入社して感じたギャップはありますか?

入社前のイメージよりも、社員一人ひとりの貢献度が大きいと感じています。従業員数の多い大きな企業なので、複数人で1つのテーマを進めるイメージを持っていましたが、私の所属する包装設計グループでは1人か2人で1テーマ、1人で複数テーマを同時に進めることさえあります。自分が検討したこと、評価したことがそのまま成果に繋がるので、大きな責任感とやりがいを感じています。また、予想以上に自由度が高く働きやすい環境です。有給休暇やフレックス制度など、活用があたりまえになっているので、ワークライフバランスを保ちながら効率よく働くことができます。

02

使いやすさも、つくりやすさも、
環境への配慮も追求。

現在の仕事内容を教えてください。

包装設計グループでは、家庭用製品から業務用製品、調味料製品、「アミノバイタル®」のようなアミノ酸含有製品まで、味の素㈱のあらゆる製品の包装設計を担当しています。私は主に「スチーミー®」や「鍋キューブ®」といった調味料製品の包装工業化を担当。新製品やレシピ改訂品が問題なく包装できるよう、開封性や使用性の改善検討、工場での生産性向上検討など、おいしく、使いやすい商品をお客様に安定供給するための業務に取り組んでいます。また、近年は環境負荷低減の取り組みとして、「2030年までにプラスチック廃棄物をゼロにする」という目標のもと、環境配慮型包材の工業化にも力を入れています。

その仕事のやりがいは何ですか?

苦労して導入した製品をお店で見かけると、とても感慨深い気持ちになります。特に、私が入社して初めて担当した環境配慮型包材。当時はまだ社内の知見も少なく、包材と設備の最適化に非常に苦戦しました。何度も工場に足を運び、事業部や工場、社外の包材メーカーや設備メーカーと議論を重ね、実機でのテストを繰り返すことで、課題解決の手段をようやく見つけることができたのです。多くの関係者と連携して課題をクリアした製品がお店に並んだ時は、大きな達成感とやりがいを感じました。

学生時代の経験はどう役立っていますか?

私は学生時代、有機半導体材料を研究していました。今の仕事とはまったく違う分野なので、正直なところ、学生時代の知識や研究はほとんど活用していません。一方で、論理的に説明する力や、人前で発言・発表する力は、学生時代の学会発表で培った力が活きていると思います。特に包装設計グループは、一緒に仕事をする関係者が社内外問わず非常に多く、違う分野の人にも論理的に分かりやすく説明する能力が求められます。研究報告や学会発表で学んだ資料作成や説明手法をベースに、よりロジカルでわかりやすい説明ができるよう日々勉強中です。

今の仕事を通じて、達成したいことを教えてください。

お客様をあっと驚かせる製品や、中身の価値をより高められる包材を開発したいと考えています。遊び心のある容器。思わず手に取りたくなる、おしゃれなパッケージ。商品の保存性や味覚品質を高めるような包材。常識にとらわれず、面白い包材を開発・導入したいですね。「スチーミー®」や「新鮮キープボトル」のように、包材がきっかけで話題になるような製品を世に出して、味の素㈱製品の魅力をより多くの人に感じてもらうのが私の目標です。

いつか、味の素㈱で成し遂げたいこと

私の目標は入社時から変わっていません。「世界中あらゆる人が、楽しく、おいしく、健康に食べられる機会を増やすこと」です。ただ栄養を摂るためだけに食べるのではなく、食べることでおいしく健康になれる商品や、食事の楽しさ、幸せを感じられる商品を世の中に届けたいと考えています。現在学んでいる包装設計技術を軸に開発工業化全体に視野を広げ、世界中のあらゆる人が、いつまでもおいしく食べて健康でいられるような社会の実現に貢献します。