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Interview
社員紹介
R&D
※入社時の職種：R&D
化粧品原料の
開発を通じて、
人々の暮らしと心に、
確かな貢献を。
Takuya
アミノサイエンス事業本部
バイオ・ファイン研究所
マテリアル＆テクノロジーソリューション研究所
素材開発研究室 香粧品グループ
2022年入社
物質理工学院 応用化学系 物質工学専攻
※業務内容・所属部署は取材当時のものです
経歴
- 入社1〜2年目：
- バイオ・ファイン研究所 香粧品グループ (新規香粧品素材の開発)
01
アミノ酸技術が生み出す、
未来への期待。
入社動機を教えてください。
学生時代の専門が化学だったため、化学メーカーを軸として志望企業を選びました。また、人々の健康増進に関わる仕事をしたいという考えもあり、志望度を決める際には各企業のヘルスケア領域への取り組みを重要視していました。味の素㈱も「アミノ酸に特化した化学メーカー」として志望企業群に入っていました。味の素㈱が得意とするアミノ酸技術の独自性やその将来性の高さ、そしてヘルスケア領域にも長けていることから、その志望度は非常に高かったです。内定承諾の最終的な決め手は「人」です。選考の中で社員の方々の優秀さと人間性の高さを感じ、このような尊敬できる人たちと働きたいと強く思い、内定を承諾しました。
入社して感じたギャップはありますか？
「仕事の裁量が大きいこと」です。事前のイメージでは、少なくとも入社1〜2年目あたりまでは上司からの指示に従って仕事をこなすものだと考えていました。実際は全く異なり、入社1年目から複数のテーマをしっかり任せてもらっています。大変ではありますが、上司とは気軽に相談できるので詰まりすぎることもありません。1年を通して自分でコントロールしながら業務を進められたことで、入社初年度で大きく成長した実感がありました。特に印象的なのは、スペイン開催の展示会で実施した口頭発表です。数か月かけて準備したプレゼンテーションに対して現地のスタッフから賞賛をいただいた際には、大きな達成感と自信を得ることができました。
02
行動するほど、知識を蓄えるほど、
暮らしに貢献できる実感。
現在の仕事内容を教えてください。
香粧品グループでは、アミノ酸系化粧品原料の開発と利用評価、さらに基盤研究として皮膚の研究を行っています。この部署での私の業務は、研究開発とテクニカルサポートです。研究開発では、開発品の性能検討とニーズの調査を並行して進めていきます。性能とニーズを紐づけて、有用な開発品を見出していくのが主な役割です。テクニカルサポートとしては、技術的な質問への対応や営業担当者への技術セミナーなどを行います。その一環として海外の展示会に行くこともあり、お客様との対話を通じて研究だけでは得られない学びを得ることができます。幅広い業務に携われることは、研究に限らずさまざまな経験を得たい自分に合っていると感じています。
その仕事のやりがいは何ですか？
香粧品というアイテムは、人々の生活に貢献している実感を得やすく、それがやりがいにつながっています。ドラッグストアなどで味の素㈱の原料を含む製品を手に取るお客様を見ると、私たちの努力が生活者の日々を支えていることが実感できます。また、香粧品の研究開発を続けているとスキンケアやヘアケアの知識が自然とつきます。その知識をもとに、周囲の人の肌や毛髪に関する悩みに的確なアドバイスができると「毎日の仕事を頑張っていてよかった、これからも頑張ろう」と思えます。「いいアイテムをつくる」「知識を蓄えていく」——これらの行動が人々の生活をよりよくするという確信が、日々の香粧品業務の原動力になっています。
学生時代の経験はどう役立っていますか？
さまざまなことにチャレンジし、その過程を楽しんできた経験がうまく活かせていると感じます。たとえば工業高等専門学校時代では、母校の自由な校風もあり、やりたいことを何でもやらせてもらえました。3つの部活動を掛け持ちし、特に未経験から入部したラグビー部で部長を務め上げた経験は大きな自信となりました。また、現在の業務である香粧品の研究開発も、私にとっては未経験の領域です。これに自分なりに取り組んでいくこともまさにチャレンジで、日々楽しく試行錯誤しています。さらに味の素㈱には、新規テーマ提案などの機会が多く設けられています。やる気になれば何にでも挑戦できるこの環境自体が、チャレンジを楽しめる私のモチベーション向上に繋がり、充実した日々を過ごせる一因となっています。
今の仕事を通じて、達成したいことを教えてください。
現在担当している開発品の上市が目標です。入社前は病気の予防などで体の健康に貢献したいと考えていました。しかし今は、香粧品が人々の「心の健康状態」に影響を与えられるアイテムだと認識しています。日々使用することで、使用者が自己肯定感を高められるような製品を世に出して、人々の心の健康に貢献したいです。
いつか、味の素㈱で成し遂げたいこと
新規事業を立ち上げ、これまでになかった価値を社会に届けることです。味の素㈱では手を挙げることでさまざまなチャレンジができるので、香粧品領域に限らず、幅広い経験を積んでいきたいと考えています。その過程で実力をつけるとともに味の素㈱の強みへの理解度を上げ、「今までになかった」+「味の素㈱らしい」事業の創出につなげたいです。