Interview

社員紹介

デジタル・情報システム

※入社時の職種:デジタル・情報システム

働き方の課題を捉え、
デジタルの力で
一人ひとりの
生産性を高めていく。

Rintaro

コーポレート本部 DX推進部
グローバルITサービスグループ
2017年入社
農学生命科学研究科 生圏システム学専攻

※業務内容・所属部署は取材当時のものです

経歴

入社1~現在:
コーポレート本部 DX推進部 グローバルITサービスグループ(ITインフラ領域担当/ITコミュニケーション領域担当)

01

至るところに、
人への思いやりがある。

入社動機を教えてください。

食品業界を志望したきっかけは、学生時代に農学を研究したことでした。そのなかでフードテックやフードロスなどの分野を知り、漠然とではありますが、人々の「食」という観点から社会貢献ができたらという思いが芽生えたのです。数ある食品企業の中から味の素㈱を選んだのは、会社説明会で知った「事業を通じ、社会貢献を果たし、経済価値を創造する」という方針(Ajinomoto Shared Value)に強く共感したからです。また、説明会や面接を通じて人事が親身に相談にのってくれたことも、よりいっそう入社意欲が高まるきっかけになったと思います。

入社して感じたギャップはありますか?

入社前から「人を尊重する文化の会社」だと思っていましたが、その印象は入社によってさらに強まりました。仕事における日々のコミュニケーション、キャリア面談、ワークライフバランスに関わる制度設計、ダイバーシティ&インクルージョンの推進など、至るところに人への思いやりや配慮が感じられます。特に働き方の面では、有休も取りやすく、在宅勤務やサテライトオフィスの利用も可能であるなど柔軟な制度になっていて、満足度高く働くことができています。

02

AIやメタバースで、
働き方をアップデートしたい。

現在の仕事内容を教えてください。

私が所属する部署では「デジタルトランスフォーメーション(DX)によるイノベーションの推進および支援」と「情報システム戦略の企画、推進」を行っています。そのなかで私は、「コミュニケーション領域におけるIT活用の推進/業務プロセスの自動化の推進」を担当しています。具体的には、味の素グループ社員が使用するストレージサービスやポータルシステムといったコミュニケーションツールの導入と、デジタル技術を用いた業務プロセスの自動化を推進しています。ヒアリングを通して社員が直面している課題やニーズを正確に捉え、ともに解決策を考え、専門的な見地からアドバイスをし、社員の働き方を一歩一歩前進させていくのが私の役割です。

その仕事のやりがいは何ですか?

社内にはまだまだ、定常的な作業であっても手作業によるデスクワークが残っています。そこで、ローコード開発ツール(必要最低限のプログラミングでアプリ開発ができるツール)やRPA(Robotic Process Automation:業務プロセスを自動化する技術)を気軽に試せる環境を用意しました。その環境を利用した社員からは「仕事の生産性が上がった」「作業が減って楽になった」と感謝の言葉が寄せられ、大きなやりがいを感じました。これからも、もっと多くの社員が生産性高く働ける環境を目指し、デジタルの活用をあらゆる面から支援していこうと思っています。

若手時代の経験はどう役立っていますか?

入社1~2年目は、サーバー、ネットワーク、デバイスといったITインフラ領域の維持管理を担当していました。専門用語が多かったり、仕組みの理解が重要であったり、なかなか取っ付きにくい領域で苦労しましたが、自分なりにネットや書籍などさまざまな情報源から調べ、学び、理解していくことを大切にしていました。この時に蓄積した知識と経験は、現在の仕事を進めるうえでも大いに役立ってくれています。また、デジタル技術は進歩のスピードが非常に早いので、わからなければその場で調べて理解するという、1~2年目で身につけた基本姿勢も今に活きていると思います。

今の仕事を通じて、達成したいことを教えてください。

AIの活用によって、社内の資料作成、メール作成、議事録作成、情報検索などの事務作業を削減したいと思っています。味の素㈱の社員一人ひとりが先進的な働き方を実現できるよう、できるだけ早いタイミングでツールを整備し、展開することを目指したいです。併せて、社員が効果的にAIを活用できるようサポートする体制も構築し、全社員が当たり前のようにAIと仕事をする文化を醸成していきたいと思います。

いつか、味の素㈱で成し遂げたいこと

デジタルを通して、味の素㈱の働き方をアップデートし続けたいですね。コロナ禍を経てリモートワークが当たり前になりましたが、一方で、コミュニケーションが希薄になったとの声も多く上がっています。もちろん物理的な対面コミュニケーションも大切ですが、私はデジタル領域の観点から、メタバース空間を用いたバーチャルオフィスの実現や、オンラインでのチームビルディングなどの可能性を探ってみたいと思っています。