Interview

社員紹介

財務

※入社時の職種:財務

味の素㈱という
企業の価値と未来。
正しく伝える。
投資家の期待につなぐ。

Yuna

コーポレート本部 グローバル財務部
IRグループ
2018年入社
文学部 心理学専攻

※業務内容・所属部署は取材当時のものです

経歴

入社1〜3年目:
財務・経理部 決算・原価グループ(現 味の素フィナンシャル・ソリューションズ(株))(原価計算、単体決算、会計基盤システム導入プロジェクト担当)
入社4年目~現在:
グローバル財務部 IRグループ

01

社会価値と経済価値の共創に、
本気で取り組む。

入社動機を教えてください。

学生時代に、自分がどのような人生を送り、どのような人間でありたいのかを熟考する中で、人生の大きな部分を占める仕事においては、多くの人々にポジティブな影響を与え続ける社会人でありたいという想いがありました。味の素㈱は生活者の方々にとって必要不可欠である食をはじめ、ヘルスケア等の分野でもグローバルに幅広い事業を展開しており、その事業を通じて社会価値と経済価値を共創することに本気で取り組んでいます。自分もその一員として世界中によい影響を与える仕事がしたいと思い、志望しました。就職活動中には、誇りをもって長期ビジョンを語る多くの先輩社員に感銘を受け、ワクワクしたことを今でも覚えています。

入社して感じたギャップはありますか?

入社した4月、発表された配属先名は「グループ経理センター」。財務経理の仕事についてあまり詳しくなかったので、どのような業務が待っているのか不安でいっぱいでした。実際に配属されてみるとすぐに、味の素グループを支える非常に重要な組織であることに気づきました。高い専門性を持った多様な人財が集まり、会社をよりよくするため、事業と一緒になって戦略的にさまざまな取り組みを重ねている——そのことに、いい意味で驚かされました。

02

企業価値の向上に
つながるIR活動。

現在の仕事内容を教えてください。

私の所属するIR(Investor Relations)グループは、投資家の方々へ、味の素㈱に対する投資判断に必要な情報を伝える役割を担っています。IR活動を通じて、味の素㈱の本質的価値と資本市場での評価とのギャップを解消することや、投資家との対話を通じて信頼関係を構築しながら、そこで得た示唆を経営戦略に活用し、持続的な企業価値向上につなげることを目指しています。そのためにも、グループ全体の経営方針や強み、成長戦略などをわかりやすく説明し、みなさんにご理解いただくことを心がけています。私自身は、主に開示資料の作成、IRイベントの企画・運営、投資家との対話の実践、対話で得た示唆を社内にフィードバックするための月報作成、社内へのIR浸透活動を担当しています。

その仕事のやりがいは何ですか?

IRグループ一丸となって、資本市場の関心事を予測しながら会社として伝えるべき成長ストーリーを描き、対外コミュニケーションを実践していますが、想いを込めて準備したメッセージを投資家の方々に理解いただき、評価いただけた時にやりがいを感じます。たとえば、「2030ロードマップ」にて掲げられた、成長領域に関する説明会を上司とともに企画した時。投資家にとっての関心がどこにあり、どう説明すれば各事業の本質的価値を理解いただけるか、非常に悩みました。多くの関係者を巻き込みながらイベントを企画・運営することは容易ではありませんでしたが、資本市場の方々から「中長期の成長可能性を確認できた」などのポジティブな反応があった時には、企業価値向上に少しでも貢献できたのではないかととても嬉しく思いました。

若手時代の経験はどう役立っていますか?

入社から3年間は主に原価計算業務を担当していました。特にその1年目は、製品の製造から販売に至るどの過程でどの程度のコストが発生し、どのようにお客様に届いて利益が生まれているのか、工場にも足を運びながら学びました。2年目からは社内の会計基盤システムの導入プロジェクトに参画。原価関連分野の課題検討、業務設計、社内外調整、教育など、幅広く担当しました。実力不足を痛感する日々でしたが、浅い年次で大きなプロジェクトの一員として仕事を任せてもらい、一生懸命取り組んだことで、本質を捉える重要さや、新しい価値を創造する楽しさ、周囲の方々との関係構築など、仕事をするうえで大切なことを学ぶことができました。

今の仕事を通じて、達成したいことを教えてください。

日頃から投資家の方々とコミュニケーションを取っているので、資本市場や経済、会計、業界情報など、幅広い分野の勉強を継続して視野を広げたいと考えています。また、外部環境が目まぐるしく変化する今日においては、IRに求められるニーズも日々進化しています。大変なことも多くありますが、難題にも「できないと決めつけず、どうやったらできるかを考えよう」という上司の言葉を胸に、周囲の仲間と協力して楽しみながら常に挑戦し続けたいです。そして、ASV(Ajinomoto Group Creating Shared Value=社会価値と経済価値を共創し、味の素グループの志を実現する取り組み)を実現していきたいと思います。

いつか、味の素㈱で成し遂げたいこと

就職活動中の「人々にポジティブな影響を与える人間でありたい」という想いは今も変わらず持ち続けており、社内外で仕事をするうえで大切にしています。上司や同僚などに支えられながら、入社から数年間で貴重な経験を多くさせてもらってきました。それでも、味の素㈱における仕事のほんの一部に過ぎません。多様な事業、人財、技術にあふれた味の素㈱で、これまでに培ったものを活かしながら世界中の人々や社会によい影響を与えるような仕事にチャレンジし、会社の成長とともに自らも成長していきたいです。