Interview

社員紹介

Business

※入社時の職種:R&D

アミノサイエンス®️
から生み出す、
世界中の「食と健康」に
貢献できるソリューション。

Akira

アミノサイエンス事業本部 アミノ酸部
企画グループ
2013年入社
生命科学院 生命医薬科学コース

※業務内容・所属部署は取材当時のものです

経歴

入社1〜5年目:
バイオファイン研究所 発酵プロセス研究室 BFBD-2 (医食アミノ酸の生産技術開発、工場導入)
入社6~7年目:
バイオファイン研究所 発酵プロセス研究室 BFPI-1 (医食アミノ酸の生産技術開発、工場導入)
入社8年目〜現在:
アミノサイエンス事業本部 アミノ酸部 企画グループ (新製品・新事業開発プロジェクトリーダー、R&Dテーマ管理)

01

「食」だからこそ、
スケールの大きな貢献ができる。

入社動機を教えてください。

食の持つスケールと、カバレッジの広さを感じたからです。大学では薬学を専攻し、治療薬のない疾患に対する創薬研究に従事していたこともあり、社会に出たら患者様のQOL改善に貢献したいという気持ちを強く持っていました。しかし味の素㈱の会社説明会で、食やアミノサイエンス®️技術を通じて世界中の人々に健康・栄養価値を提供していることを聞き、食を通じて人々の健康に貢献できる点に魅力を感じたのです。食は私たちが生きるために欠かせないものですから、より広く、より多くの地域の人々にアプローチすることができます。「食で疾患予防ができる世界を実現したい」。そう感じたことが入社につながりました。

入社して感じたギャップはありますか?

栄養・健康価値の探索研究、製品開発、製造プロセス開発、生産技術など、アミノ酸の研究開発に携わる研究員のレベルの高さを感じ、世界でも最先端の研究開発機関であると実感しました。入社後も、継続的にOJTや自己研鑽を積み、自分自身も味の素㈱の研究員として社外で通用するレベルに成長することが重要だと感じました。加えて、味の素㈱の研究開発のテーマポートフォリオは幅広く、さまざまな研究領域に投資をしているため、自分が興味関心のある分野にチャレンジできる機会にも恵まれていると思いました。

02

バリューチェーンを1から構築し、
新製品を送り出す。

現在の仕事内容を教えてください。

アミノ酸部に所属し、新製品・新事業開発プロジェクトのリーダーをしています。アミノ酸部は、医薬、食品、化粧品など、さまざまな領域の顧客企業にアミノ酸をグローバルに販売。その有用な働きを通じて、世の中の食と健康の課題解決に貢献しています。私はその中で、顧客企業のニーズや課題を起点に、新たな栄養・健康価値を生み出す新製品を開発しています。味の素㈱独自のアミノサイエンス®️技術を活用したソリューションを通じて、食と健康に関する変わりゆくニーズや課題を継続的に解決し、Well-Beingに貢献したいです。

その仕事のやりがいは何ですか?

多数の関係者とチームを組んで仕事をすることにやりがいを感じます。新製品・新事業開発プロジェクトでは、新製品を世の中に出すために、バリューチェーンを一から構築する必要があります。そのためには、顧客企業、マーケティング、研究、生産、品質保証、知財、法務など、多数の機能部門のメンバーを巻き込み、それら社内外有識者の知を活用してバリューチェーンを築くことで、価値提供を実現できます。ワンチームで、ひとつひとつ障壁をクリアしながら目標達成に向けて挑むプロセスに、日々魅力を感じています。

若手時代の経験はどう役立っていますか?

物事の原理原則を理解することの重要性を1〜2年目で学びました。入社してまず携わったのは、微生物を用いたアミノ酸生産技術の開発。高収量・高生産性の新製法を生み出し、海外工場へ導入しました。大学の専門性とはまったく異なる分野だったため、毎日がトライ&ラーンの連続。作業、知識・スキル、マインドセットの基礎・基本を忠実に理解し、それを積み重ねることで実力がつき、やがて自分なりの応用が利くように。年次が上がるとより大きな仕事を任され、達成感のある成果につながっていきます。「急がば回れ」といいますが、即座に大きな果実を取ろうとせず、若い時は小さな果実の積み重ねを意識し、何よりも仕事の意義や世の中に対するインパクトを自分なりに思考して答えを持つことが重要だと思います。

今の仕事を通じて、達成したいことを教えてください。

所属事業部ならびに全社的な将来の成長を支える、次世代の事業の柱を作ることです。食と健康の課題を解決する重要なソリューションであると同時に、味の素㈱の経済的価値を大きく向上させるような事業をチーム一丸となって創りたいと考えています。0→1での新事業創造は非常に難易度が高いですが、自らの強い意志と、トライ&ラーンの精神で何度もアイディエーションと仮説検証を繰り返し、目指す事業を創れるように挑戦していきたいです。

いつか、味の素㈱で成し遂げたいこと

食を通じて、未病の状態における人々の健康状態の維持・改善にアプローチし、結果として世の中の人々の健康寿命改善に貢献したいと思います。毎日欠かせない食という手段を通じて、おいしさの価値、栄養価値、健康価値を提供している味の素㈱だからこそ、未病状態に健康状態を可視化して病気の進行を抑えるソリューションを提供できると思います。