Interview

社員紹介

Business

※入社時の職種:Sales

リアルからECへ。
変化するライフスタイルを、
マーケティングへ
柔軟に映す。

Yukiko

食品事業本部
マーケティングデザインセンター
マーケティング開発部
ECグループ
2007年入社
商学部

※業務内容・所属部署は取材当時のものです

経歴

入社1〜5年目:
東海事業所 総務部 総務・人事グループ(工場の労務・採用担当)
入社5~9年目:
東京支社 関東支店 家庭用グループ(家庭用製品の営業/エリア量販店・ドラッグストアの本部担当)
入社9~13年目:
甘味料部 コンシューマーグループ(販売マーケター・開発マーケター) ※2018年8月~2019年10月:産休・育休
入社13年目〜現在:
食品事業本部 マーケティングデザインセンター マーケティング開発部 ECグループ(通販営業、データ解析を経て、現在開発マーケター)

01

高校生で知ったマーケティングの面白さを、
食品業界で追求。

入社動機を教えてください。

高校2年生の時に、大学の先生の講演を聞く機会があり、そこで初めてマーケティングに出会いました。コンビニで買っていた飲料やお菓子に戦略があり、それらが学問として存在することに大変驚かされ、マーケティングに強い興味を持ちました。また、食べ物が秘める、人を幸せにしたり癒やしたりといったパワーに魅力を感じ、食品の会社を志望しました。その中で味の素㈱では、インターンシップを通じて、人事部や第一線で活躍していたマーケターとお話しすることができました。私自身をよく見たうえで、強みや改善すべき点など、たくさんのアドバイスをもらえて嬉しかったことを覚えています。また、事業を担う責任者として、楽しみながら真摯に仕事と向き合っている姿勢を見て、一緒に働きたいと思ったことも志望動機のひとつです。

02

世の中の不満を解消して生まれた
「温かいプロテイン」。

現在の仕事内容を教えてください。

マクロ環境の変化により生活者のライフスタイルが変化し、従来のリアル店舗からECへ買い場のシフトが顕著になりつつあります。まだ食品のEC化率は低いものの大きな発展が見込まれており、味の素㈱として同チャネルへの取組深耕が必要不可欠となってきています。こうした状況を背景に、従来の開発手法にとらわれることなく、柔軟な発想でスピーディーに製品開発を行い、EC上の様々なデータを解析し販売戦略をたて、EC向けの営業活動をしているのが私の所属するECグループです。その中で私は、EC市場向けの製品開発や、開発製品のコミュニケーション施策立案・実施に携わっています。

その仕事のやりがいは何ですか?

2023年1月に「味の素KK プロテインスープ<コーンクリーム>」を上市しました。1食で、カラダのもととなるプロテインが20g摂れるスープです。市販のプロテインには「冷たい温度帯で飲まなければならない」「甘いフレーバーが多い」という不満があり、それはスープのTOPブランドを持つ当社の技術力で解決可能だという仮説を立て、開発に着手。今まで担当してきた製品よりも関係者の数が格段に多く、リーダーシップや交渉力がこれまで以上に必要とされたほか、想定外の壁がいくつも立ちはだかりました。それでも関係者と一丸となって粘り強く熱意をもって取り組み、無事上市。発売後、製品レビューや口コミで「とにかくおいしい!」「冬に温かいスープでのプロテインはありがたい。こんな商品を探していた!」「甘いプロテインは苦手で、コーンスープはおいしく摂取できていい!」といったお客様の評価を目にした時、嬉しさのあまり涙を流しながら、大きなやりがいを感じました。

若手時代の経験はどう役立っていますか?

初期配属での労務という仕事から、「人を大切にする」「その人の話に耳をすませる傾聴姿勢」を自身のベースとして培うことができました。どの部署に異動したとしても、一人で仕事が完結できることはありません。特に商品開発では、社内外を含め、バリューチェーンに関わる多くの人々と密に連携しながら仕事を進めていきます。彼等の話をよく聞き、互いに尊重しあいながら信頼関係を築き、チーム一丸となって製品発売という共通目標へと向かっていく。時には譲れない主張がぶつかりあうこともありますが、オープンで誠実な姿勢を心がけ、積極的に対話を促すことで、早期での目標達成につなげています。

いつか、味の素㈱で成し遂げたいこと

高校生でマーケティングに出会い、「食品を通じて、食べた人をハッピーにしたい!」という夢を持ち続けています。味の素㈱製品を通じて、お客様の生活が少しでも便利になったり、楽になったり、こころがホッとしたり、元気が出たり、楽しさを感じてほしいと思います。一人でも多くのお客様を笑顔にしながら、長く愛される製品づくりをしていくことで、【社会的価値=お客様のよりよい食生活や健康価値・食の楽しさの提供】×【経済価値=継続的な販売による売上・利益貢献】を生み出していきたいです。