Interview

社員紹介

Sales

※入社時の職種:Sales

地域のために。
生活者のために。
メニュー開発で
「食と健康の課題解決」を実現。

Mizuki

食品事業本部 東京支社
東日本広報グループ
2020年入社
栄養学部 実践栄養学科

※業務内容・所属部署は取材当時のものです

経歴

入社1年目:
東京支社 営業企画グループ 広報普及チーム TSグループ兼務
入社2年目〜現在:
東京支社 東日本広報グループ 管理栄養士・栄養士チーム(家庭用および業務用製品に関するメニュー・献立開発、販促物監修)

01

経済価値と社会価値。
その共創に貢献する。

入社動機を教えてください。

幼い頃から食への関心が強かった私。やがて「“食”を通じて多くの人々の健康に寄与したい」という思いが芽生え、管理栄養士を目指して大学に進学しました。最初は病院で働く栄養士を志望していましたが、学びを深めるうちに「病気になる前に予防したい」「より多くの人に、おいしくて栄養がとれる“食”を届けたい」と考えるように。そんな時、味の素㈱の社員による出張講義に参加する機会がありました。味の素㈱が取り組んでいるという「“食”を通じた健康改善」に深い感銘を受け、私自身もその活動に加わり、広く世の中に寄与したいという思いが志望動機につながりました。 入社後、初めての上司が出張講義の担当者だったことにも、深いご縁を感じています。

入社して感じたギャップはありますか?

「妥協なき栄養」の推進を基本姿勢とする味の素㈱ですが、想像よりも地道な取り組みの積み重ねであることに驚きました。たとえば「Cook Do®」シリーズの多くはロングセラーの主力商品ですが、現状に甘んじることなく、「おいしさはそのままに減塩する」というあくなき商品改定が行われています。また、現在の業務である家庭用製品のメニュー開発においても、おいしさはもちろん、栄養バランスや調理のしやすさ、買いやすさなど、生活者視点に立った提案が徹底されています。塩分などの栄養素を、0.1g以下の単位で厳しく調整することが要求されますが、経済価値だけでなく社会価値の創出にも貢献できる、日々のやりがいにもつながっています。

02

メディアを賑わせた
「いばらきキャンプ飯」。

現在の仕事内容を教えてください。

「食と健康の課題解決」を実現するため、生活者目線でのメニュー提案によって売上に貢献し、味の素㈱のファンを拡大していくことがチームの役割です。営業と協働し、行政、栄養士会、流通、メディアを巻き込みながら、さまざまな営業施策やプロジェクトに関わっています。中心となる業務は、味の素㈱の製品を活用したメニュー提案や、販促物など発信情報の制作・監修。塩分過多や野菜摂取不足といった栄養課題に対し、おいしくて栄養バランスのいいメニューの提案や、正確かつ親しみやすい情報発信を店頭やWEBを通じて実施。味の素㈱製品の購買につなげています。

その仕事のやりがいは何ですか?

最大のやりがいは、自分のメニューが生活者に届き、おいしいと評価いただけることです。最近では、キャンプ事業によって地域経済の活性化を狙う、自治体と味の素㈱の協働プロジェクト「いばらきキャンプ飯」のメニュー開発を担当。地元食材を活かし、キャンパーのニーズに合うメニュー考案を目指しました。生産量全国1位の茨城県産ピーマンは、実は生食がおすすめ。種まで食べられます。キャンプ好きの社員から「道具もゴミも最小限に」というキャンプ飯のポイントを教わったこともヒントになり、手でちぎるだけで作れるうえに種まで食べるのでゴミが出ず、ピーマンのフレッシュさを味わえるメニューを提案。好評を得て、多数のメディアに取り上げられました。

学生時代の経験はどう役立っていますか?

調理学、栄養学、食品衛生など、管理栄養士の資格を取るために学んだ知識が業務に直結しています。そういった専門知識をメニュー開発に活かせているほか、友達と外食したり、一緒に料理したりといった勉強以外の経験も、アイデアを出すための大切なヒントです。それに、大手サンドイッチ店でのアルバイト経験。売上アップのために「来店者の属性にあったセットメニューの考案」や「ケーススタディ形式の接客マニュアル作成」に携わったことが今、生活者ファーストのメニュー提案を支えてくれています。

今の仕事を通じて、達成したいことを教えてください。

営業部門の広報担当として、地域の食文化や栄養課題に寄り添った、おいしくて栄養面でも優れたメニューをより多く開発・提案し、一人でも多くの人々の心と体の健康を支えることが今の仕事の目標です。最近は、たんぱく質など特定の栄養素の摂取に着目したメニューや、減塩しながら野菜もたっぷり食べられるメニューのような、多様なニーズに同時に応えられるメニューへの要望も増えてきています。そういった要望に応えられるよう、科学的に有効性・確実性を担保できるような栄養設計の知識やスキルをさらに高めていきたいです。

いつか、味の素㈱で成し遂げたいこと

「“食”を通じて多くの人々の健康に寄与したい」。この思いは今も変わっていません。お客様に最も近い営業部門で、メニュー提案を通じた栄養改善に取り組むという仕事にもやりがいを感じていますが、いずれは味の素グループとしての幅広い広報活動や栄養改善の取り組みに携わり、国内外問わず「味の素グループのファン」を増やし、世界中の生活者の健康に寄与できるような人財を目指していきたいです。