第9章日本発の世界企業へ(1997~2009年)

あらすじ

1990年代のガバナンス上の問題発生に伴い、行動規範を制定するなどの対策を講じてガバナンスを強化する。また、『CSR経営』を掲げ、国連グローバル・コンパクトに参加するなど、真のグローバルプレイヤーとしての責任を果たし国際社会に積極的に貢献していくという強い意思を表明する。
組織面では油脂事業や、冷凍食品事業などの分社、社内カンパニー制導入など、関係会社の統廃合などを積極的に行い、事業面では化粧品からコンピュータの絶縁原料まで多岐に広げた結果、2003年度には念願の連結売上げ1兆円を突破。こうして次の百年に向け、前進を続けている。

写真味の素高輪研修センター
味の素グループ人材育成の拠点、2004年12月にオープン
写真味覚教室
社員が教育現場に出向き、だし・うま味の良さを子供達に伝える食育活動
写真味の素 - ジェネチカ・リサーチ・インスティチュート社
(ロシアの国立研究機関と共同で設立した合弁研究会社)
写真ビクトリープロジェクト
(日本やアメリカのオリンピック代表選手団をサポート)
写真冷凍パン生地製造ライン(味の素ベーカリー社)

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