マーケティングコミュニケーションに関するグループ
ポリシー

味の素グループ
制定日:2018年3月1日
改定日:2020年4月1日

私たちは、世界中のすべての“お客様第一”を心がけ、“食”と“健康”、そして、明日のよりよい生活に貢献するため、優れた技術と豊かな創造性をもって、安全で高品質な商品・サービスを提供し、マーケティングコミュニケーションを通じて、すべてのお客様に「笑顔」をお届けできる存在であることに努めます。

マーケティングコミュニケーションは双方向の活動であり、インターネット等のメディアの重要性の高まりの中で、私たちの事業に関係する社会的な意識も高まっています。味の素グループは、世界標準であるInternational Chamber of Commerce制定の“ICC Framework for Responsible Food and Beverage Marketing Communications” をふまえた本ポリシーを、すべてのメディアに対するマーケティングコミュニケーションに適用し、責任あるマーケティングコミュニケーションを行います。特に子どもに対してはより一層の配慮をもって、責任ある活動を行います。

上記の考え方を実践していくにあたり、私たちは以下の項目を徹底いたします。

  1. 私たちは、商品・サービスに関して、適正でわかりやすく、お客様にとって誤解を招かない表現・表示に努めます。また、マーケティングコミュニケーションは人々の健康的なライフスタイルの重要性を損なうものではなく、過剰な消費の奨励は行いません。商品の使用量は、使われる場面や対象となるお客様に合わせたものとします。

  2. 私たちの商品・サービスは、健康への効果や栄養成分の含有、社会的利益や環境への配慮に関し、常に十分な科学的根拠をもち、各国の法令を順守し、お客様から見て理解しやすい表示に努めます。

  3. 私たちは、人種、民族、国籍、宗教、信条、出身地、性別、年齢、障がい、LGBT等の違いに関係なく、すべてのお客様への配慮を欠かさず、差別的・攻撃的な表現を用いません。

  4. 私たちは、商品・サービスの安全に関する法律・規制や適正な品質基準を順守します。

  5. 私たちは他社の商品・サービスについて事実と異なることをお客様や取引先に語り、他社の信用を傷つけるような行為は行いません。

  6. 特に、子どもに対するマーケティングコミュニケーションにおいては、上記に加えて以下の項目を徹底いたします。なお、一般的に、「子ども」とは12歳以下のことを指しますが、これは法令・規則・常識等により、各国で異なります。

  7. 私たちは、子どもの経験不足や想像力を悪用しません。子ども向けのマーケティングコミュニケーションにおいて、過度な推奨、価格の不適切な提示や、不適切なアニメーションなどの使用により商品の利点を誤解させたりしないよう努めます。

  8. 私たちが子どもに対してマーケティングコミュニケーションする商品は、その中で描かれる子どもの年齢層からみて適切なものとなるように努めます。

  9. 私たちは、商品の使用で得られる潜在的効果が、子どもにとって誤解を招くものとならないように努めます。

  10. 私たちは、子どもに対するマーケティングコミュニケーションの中で、保護者の役割を尊重し、権威を傷つけないように努めます。

  11. 私たちは、マーケティングコミュニケーションの中で描かれる子どもが、保護者等に商品の購入をねだるような表現がないように努めます。

私たちは、マーケティングコミュニケーションにおいて、これらの10項目の徹底をお客様にお約束し、その責任の証を「AJINOMOTOブランド」に込めてお届けします。