味の素グループの人財戦略

多様性(DE&I)

味の素グループは、食品とバイオ&ファインケミカル、グループグローバル、ジェンダー、キャリア等の観点で多様な人財を社内外から求め、融合する事がイノベーション創出に重要であると考えます。お互いを尊重する文化の醸成とマネジメントの高度化を通じて、グローバルで多様な人財を「つなげる」ことを目指します。

多様な人財の獲得と融合

2030ロードマップ実現に向けて、「知と経験×属性」の観点から多様な人財の獲得と融合が重要と考えます。「知と経験」の観点では、人財委員会におけるサクセッションプランの作成や、手挙げ異動強化により、クロスファンクショナルな異動(事業本部や機能をまたぐ異動)を促進します(2023年度は味の素(株)の全体異動の約13%)。これによりバイオ&ファインケミカル事業と食品事業の知と経験を意図的に融合し、アミノサイエンス®の実現に向けた基盤を構築します。
「属性」の観点では、リーダーシップ層の多様性(執行役・執行理事・GEMにおける性別・国籍・所属籍)の2030年度目標値30%に向けて、22年度実績16%、23年度実績21%、24年度実績25%と順調に推移しています。さらに2030年度KPI達成に向けて、グローバルでのサクセッションプラン作成による戦略的な育成と登用を強化し、その母集団となる従業員層の多様性強化(キャリア採用拡大、女性活躍推進)、グローバルグループ人財交流活性化を図ります。