
鶏もも肉のカッチャトーラ
イタリアの定番家庭料理の
トマト煮込でハートを狙い撃ち
トマト煮込でハートを狙い撃ち
- 調理ポイント
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イタリアの郷土料理カッチャトーラ。
鶏もも肉に小麦粉をまぶすことで皮目がカリッと焼け、さらに肉汁を閉じ込めます。小麦粉をまぶしたあとにしっかり余分な粉をはたくことで仕上がりも均一になります。しめじは別フライパンで強火で焼くことで香りを出しうま味を閉じ込めます。
カットトマトは缶詰によって酸味が異なる場合があるので、味見して酸味が強いようなら、小さじ1程度の砂糖を入れて調整すると食べやすくなります。付け合わせにマッシュポテトもおすすめ。
- 減塩ポイント
- 鶏もも肉の下味につける塩を、味の素®と塩を1:1で混ぜた「素塩」を使うことで、通常の半分まで塩分を抑えました。なお、それ以外で塩は一切使用しておりません。 鶏もも肉のイノシン酸と味の素®のグルタミン酸でうま味の相乗効果を発揮。 しめじは加熱するとうま味成分のグルタミン酸が豊富+微量ですがグアニル酸もあります。最初に乾煎りすることでうま味を凝縮させ、鶏肉や野菜と一緒にトマトソースで煮込むことで、複数のうま味が鍋の中で出会い、うま味の相乗効果を最大限に活かしたローソルトな一皿に仕上がりました。
- 時間
- 20分
- 人数
- 2人分
- 食塩相当量(1人分)
- 1.3g
※このレシピは、栄養価計算(八訂)ソフトにより、全ての食材・加工食品・調味料に含まれるナトリウムの量を食塩相当量に換算しています。
材料
- 【A】塩
- 1.5g
- 【A】うま味調味料「味の素®」
- 1.5g
- 小麦粉
- 適量
- オリーブオイル(鶏もも用)
- 小さじ2
- カットトマト缶
- 200g
- 玉ねぎ
- 1/4個
- にんにく
- 1片
- しめじ
- 1袋
- オリーブ(塩漬)
- 6個
- ローズマリー
- 1枝
- 白ワイン
- 50ml
- 酢
- 30ml
- 水
- 100ml
- オリーブオイル(トマトソース用)
- 小さじ2
- 砂糖(必要に応じて)
- 小さじ1
作り方
- 下準備
- 玉ねぎはみじんぎり。にんにくは半分に切ってつぶしておく。鶏もも肉は一口大にカット。しめじはほぐす。【A】は合わせておく。
- 冷たい小鍋にオリーブオイル小さじ2とにんにくを入れ、弱火でにんにくの香りを出す。
- にんにくがきつね色になったら一旦取り出し、中火で玉ねぎを炒める。
- たまねぎが透き通ってきたらにんにくを戻し、トマト缶とローズマリーを入れ、蓋はせずに中火で5分ほど煮る。
- しめじを別のフライパンで強火で乾煎りする(油をひかずに焼く)。こんがり色づいて全体のかさが半分程度になったら3の鍋に移す。
- 鶏もも肉から水分が出ていたらペーパーなどで拭きとり、【A】をまんべんなくふり、小麦粉をうすくまぶし、余分な粉をはたく。
- フライパンにオリーブオイル小さじ2をひき、5の鶏もも肉を皮目から焼き、焼き色がついたらひっくり返し、両面を焼く。
- 両面に焼き色がついたら、白ワインと酢を入れアルコールを飛ばし、トマトソースの鍋に移す。水を加え、オリーブは手で半分に割っていれ、ふたをして5分煮込む。
- 蓋をはずし、ソースが水っぽいようなら煮詰める。味見をして問題なければ完成。酸味が目立つようならお好みで砂糖を足す。