Along with society

味の素（株）では、2003年より（公財）日本オリンピック委員会（JOC）と、2015年からは（公財）日本パラスポーツ協会（JPSA）とオフィシャルパートナー契約を結び^※、日本代表選手および候補選手に対して“食とアミノ酸を通じたコンディショニングサポート”を行っています。このアスリート支援の中核をなすのが「ビクトリープロジェクト_®」です。これは、トップアスリートの国際競技力向上とメダル獲得数増を目指し、2003年にJOCとの共同事業としてスタート。2016年からは日本バラリンピック委員会（JPC）との取り組みを開始し、アテネ2004大会以降のオリンピック、リオ2016大会以降はパラリンピックの日本代表選手団へのサポートも行ってきました。

• ※現在は、日本パラリンピック委員会（JPC）とのオフィシャルスポンサー契約

「ビクトリープロジェクト_®」では、JOCがリオ2016オリンピック以降、現地に設置している栄養サポート拠点「JOC G-Road Station」にも協力しています。ここは、競技直前のオリンピック日本代表選手団「TEAM JAPAN」のメンバーが 良好なコンディションを維持することを目的に設置されたサポートブースです。
パリ2024オリンピックでは、「TEAM JAPAN」の選手たちがそれぞれの自己実現に向けて、だし茶漬けや具だくさんの汁物など、うま味がきいた、食べ続けやすく、食べなれた味わいの和軽食を中心としたメニューを提供することで、こころとからだを元気にし、「TEAM JAPAN」の選手たちがそれぞれの自己実現に近づくようにするためのサポートを実施。その一環として、パリで活躍する日本人シェフ手島竜司氏と共に「勝ち飯_®」うま味スープ パリスペシャルを開発しました。
また、パリ2024パラリンピックでは初めて、日本代表選手団のリラックス空間として、だし湯を提供する「Café Du Dashi（カフェ・ドゥ・ダシ）」を現地に設置。選手たちのコンディショニングを維持し、本大会でも最高のパフィーマンスを発揮することを目指しました。

こうしたアスリートの活躍をサポートするのが、長期にわたる「ビクトリープロジェクト_®」でのサポート活動の知見と、スポーツ栄養学の裏付けによるアスリートの栄養環境改善を目的とする栄養プログラム「勝ち飯_®」です。
「勝ち飯_®」は、トップアスリートが世界で勝つコンディショニングを、アミノ酸を活用して実現することを目的に、「何を食べるか」ではなく、「何のために食べるか」を主眼に、アスリートとして必要な栄養バランスを考えた1日3度の食事と、コンディショニングの維持・向上につながる補食を組み合わせた栄養プログラムです。この組み合わせにより、日々変わるアスリートの個々のコンディショニングにも対応することができ、4年に1度の大舞台であるオリンピック・パラリンピックでも最高のパフォーマンスを発揮するためのサポートの一環にもなっています。

当社では、「TEAM JAPAN」を応援する気持ちを生活者と共に届けるべく、競泳オリンピアンで「勝ち飯_®」アンバサダーの松田丈志さんを応援団長に起用し、生活者からの応援メッセージ募集。そのエールを選手たちへ届けるという、「勝ち飯_®」応援団キャンペーンを行いました。
また、今回初の試みとして、当社同様に「TEAM JAPAN」のオフィシャルエアラインサポーターである日本航空株式会社（JAL）と共同で、阿部一二三、詩選手のコンディション回復食をモデルにした機内食向け「勝ち飯_®」メニューを開発。2024年7月1日～9月10日の期間限定で提供することで、パートナー企業も「TEAM JAPAN」の一員として、選手の挑戦を生活者とともにしっかり支えていくための施策も実施しています。

「おいしく食べて健康づくり」という創業の志は、今も味の素（株）全体に受け継がれており、さまざまな企業活動の原点になっています。
味の素グループではこれからも、アスリートの“なりたい姿”や“多様な個性”を尊重し、アミノサイエンス_®でこころとからだの健康を支え、アスリートのWell-beingの実現に寄り添っていきます。そして、その取り組みから得られた知見を活かし、生活者のWell-beingにも貢献していきます。

• ※味の素（株）はJOC・JPCオフィシャルスポンサー（契約カテゴリー：調味料、乾燥スープ、栄養補助食品、冷凍食品、コーヒー豆）です