研究体制・研究所

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私たちのパーパス

食と健康の課題解決のその先へ、アミノサイエンス®により人・社会・地球のWell-beingに貢献、
すなわち“Eat Well, Live Well.”を実現していきます。

味の素グループの志(パーパス)は、アミノサイエンス®で人・社会・地球のWell-beingに貢献することです。私たちは、100年以上にわたるアミノ酸のはたらきの研究や実装化のプロセスから、様々な素材・機能・技術・サービスを創造してきました。さらにそれらを最大限に活用し、社会課題の解決やWell-beingへつなげる独自の科学的アプローチを展開しています。私たちは、これらを総称してアミノサイエンス®と呼んでおり、企業が容易には真似できない味の素グループの競争優位の源泉のひとつです。また、フードシステムで繋がる健康栄養課題の解決と環境への貢献をセットで取り組み、「環境負荷を50%削減」と「10億人の健康寿命を延伸」の2つのアウトカムを実現していきます。

私たちは、既存事業の確実な成長とそれをドライブする事業モデル変革(BMX)により、持続的に社会価値を提供できる、4つの成長領域(ヘルスケア、フード&ウェルネス、ICT、グリーン)で、アミノサイエンス®を活かした高収益かつユニークで強固な事業を構築していきます。新たな価値を生み出すための源泉として、私たちは研究開発費258億円(2022年度連結実績、対売上高1.9%)を投資しており、研究開発は味の素グループの事業成長をリードしています。

グループ全体視点でお客様とつながる研究開発体制

味の素グループは、日本にある味の素(株)食品研究所、バイオ・ファイン研究所の2研究所を中心とし、国内外のグループ各社の研究開発拠点とともに、次世代を見つめた基盤技術の研究開発から現地のニーズに最適化した商品開発まで、グループ全体視点での研究開発に取り組んでいます。
また、味の素(株)R&B企画部が中心となり、グループ全体の研究テーマの設定や評価・資源配分、およびグローバル人財の育成、研究開発ネットワークの構築、市場導入期の事業運営支援などの統括・運営を行っています。
これらの研究開発組織が、事業と連動しながらオープンイノベーションを展開し、お客様とともに新たな価値の創出に取り組んでいます。

研究開発体制

1,700人以上の研究開発要員

1956年、約100名でスタートした味の素グループの研究開発要員数は、事業の成長とともに増加し、今では世界中の研究拠点を合わせて1,700名超。食品、発酵・バイオ、生物、化学、工学など様々な分野における高い専門性を持った人財を擁しており、そのおよそ10%は博士号取得者です。