栄養のこと

健康には、さまざまな食材から必要な栄養素をとることが大事ですが、何をどれくらい食べたらよいのでしょうか?

栄養のこと

栄養素とは?

通常、食品の成分として消費されている物質で、次のどれかに当てはまるものをいいます。

エネルギー
供給するもの

成長、発達、生命
維持に必要なもの

不足すると特有の生化学または
生理学上の変化が
起こる原因となるもの

栄養素のおもな役割

栄養素の中で、たんぱく質、脂質、炭水化物(糖質)、ビタミン、ミネラルの5種類を「五大栄養素」といいます。

栄養素のおもな役割

栄養素の指標の目的と種類

厚生労働省が定める日本人の食事摂取基準は、3つの基本的な考え方に基づいて策定されています。

栄養素の指標の目的と種類

※十分な科学的根拠がある栄養素については、上記の指標とは別に、生活習慣病の重症化予防及びフレイル予防を目的とした料を設定
厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2020年版)」

栄養状態、栄養素・食物等の
摂取状態

魚介類、野菜類、果実類などの食品群の摂取量は、60歳以上の世代に比べ、若年世代では少なくなっています。いまから食事に気をつけましょう。

主要な食品群別摂取量
(20歳以上、男女計・年齢階級別)

野菜類

野菜類

果物類

果物類

魚介類

魚介類

厚生労働省「平成30年 国民健康・栄養調査」

毎日の食事=将来の健康

健康長寿の実現のためには、毎日の食事内容が偏らないように心がけることが大切です。東京都健康長寿医療センター研究所の「食品摂取の多様性得点」を用いた研究結果から、多様な種類の食品を摂ることは、老化のスピードを遅らせるのに重要であることが明らかになりました。

食品摂取の多様性得点による
生活機能低下の危険度

食品摂取の多様性得点による生活機能低下の危険度

労研式活動能力指標総合点 ※1〜3点を1.00にした場合
※性・年齢・学歴、初回調査時の生活機能得点を調査
(熊谷修、他:日本公衆衛生雑誌.50:2003)
東京都健康長寿医療センター 研究所

「さあ、にぎやかにいただく」

栄養バランスを考えるのは大変、と思われるかもしれませんが、多様な食材を食べると、体に必要な多様な栄養素が自然ととれます。多様な栄養素をとるためには、品目数ではなく、食品群数で数えるのがおすすめです。図で示した10の食品群を毎日食べている人は、高齢になっても元気に生活していることが分かっています。広報活動としてこのフレーズを含め栄養バランスの重要性を訴求しています。

10の食品群の覚え方は 「さあ、にぎやかにいただく」

※野菜は淡色野菜、緑黄色野菜を含みます。

※海藻はきのこ類を含みます。

※「さあ、にぎやかにいただく」は、東京都健康長寿医療センター研究所が開発した食品摂取の多様性スコアを構成する10の食品群の頭文字をとったもので、ロコモチャレンジ!推進協議会が考案した合言葉です。

食生活チェックシートpdf