味の素の取り組み

味の素グループでは、創業以来一貫して事業を通じた社会課題の解決に取り組み、社会・地域と共有する価値を創造することで経済価値を向上し、成長につなげてきました。この取り組みをASV(Ajinomoto Group Shared Value)と称しています。
創業の志である「おいしく食べて健康づくり」を受け継ぎ、アミノ酸のはたらきを活用して食習慣や高齢化に伴う食と健康の課題を解決し、 世界中の人びとのウェルネスの実現に貢献します。

味の素グループの栄養ポリシー

味の素グループでは、「健康なこころとからだ」の実現に向けた指針として、「栄養ポリシー」とそれに基づく「栄養戦略ガイドライン」を新たに制定し、統合目標の達成に向けた事業活動のベースとしていきます。

  1. 地域、年齢、生活スタイルなど、様々な人々の栄養ニーズに基づき、毎日の食事の栄養バランスを向上させる製品・情報の提供を目指します。
  2. スマートな調理と、うま味をベースにしたおいしいメニューの提案を通じて、食の楽しさとおいしさを実現し、こころとからだの健康に貢献します。
  3. たんぱく質・アミノ酸の持つ栄養及び生理機能の科学的な研究によって得られた信頼できるソリューションを提供します。
  4. 生活者がより健康的な食品の選択と実践に役立つ様、公的機関の指針に基づくだけでなく、表示とコミュニケーションを自ら工夫し推進していきます。
  5. 栄養に関わる社会的な活動および様々なステークホルダーとのコミュニケーションを、絶えず続けていきます。

※楽しく、上手に、買い物も含む食事の準備、調理、食後の後片付けができること。

味の素グループの栄養へのアプローチ

栄養に関する課題解決に貢献する製品・ソリューションを提供する上で味の素グループが大切にしているのは、「Nutrition without compromise(妥協なき栄養)」の姿勢です。
生活習慣病や栄養不足等、食とライフスタイルに起因する健康課題が世界中で増大する中、 「おいしい減塩」と「たんぱく質摂取促進」に最も重点的に取り組み、 おいしく栄養バランスの良い食事をサポートします。

味の素グループの栄養へのアプローチ

健康維持の三要素

健康的なからだをつくり、維持するためには、「食べる」、「眠る」、「運動する」が重要です。栄養のある食事をとり、適度に運動し、しっかりと眠る。簡単なようですが、なかなかできていないのではないでしょうか。例えば、睡眠で十分に休養がとれていない人は30代から50代で多く、約3割もいます。

厚生労働省「平成30年 国民健康・栄養調査」

食べる

食べる

眠る

眠る

運動する

運動する

食べる、眠る、運動するはアスリートのコンディショニングにも大切な要素です。味の素社は、ビクトリープロジェクト®でアスリートのベストパフォーマンス発揮をサポートしてきました。

主食、主菜、副菜を基本に、食事のバランスを

主食・主菜・副菜がそろった食事は栄養バランスが整いやすいことが分かっています。内閣府の調査では、1日に主食・主菜・副菜がそろう食事を2食以上ほぼ毎日とっている人の割合は67.7%。20歳代では37.7%、30歳代では49.0%と低く、若い世代を中心にバランスのとれた食事がとりにくくなっています。

主食・主菜・副菜を組み合わせた食事を1日2回以上食べている国民の割合(年齢階級別)

主食・主菜・副菜を組み合わせた食事を1日2回以上食べている国民の割合(年齢階級別)

農林水産省「食育に関する意識調査(令和2年3月)」

主食

主 食

米、パン、めん類などの穀類で、主として糖質エネルギーの供給源となります。

主菜

主 菜

魚や肉、卵、大豆製品などを使った副食の中心となる料理で、主として良質たんぱく質や脂肪の供給源となります。

副菜

副 菜

野菜などを使った料理で、主食と主菜に不足するビタミン、ミネラル、食物繊維などを補う重要な役割を果たしています。

勝ち飯とは?

「何を食べるか」ではなく、「何のために食べるか」を考えながら、おいしく食べてカラダづくりを行なう栄養プログラム、それが「勝ち飯®」です。「勝ち飯®」には、朝食、昼食、夕食の3食の「食事」と、必要な栄養素をタイミングよく補う「補食」の2つの要素があります。

勝ち飯とは? 勝ち飯とは?

おいしい減塩

世界では25歳以上の3人に1人が高血圧と推定されています。高血圧は脳卒中や心臓病につながりやすく、日本でも深刻な課題です。高血圧の予防の一つとして、毎日の食事から食塩(ナトリウム)摂取を減らすことが重要です。
減塩食は味気ないものになりがちですが、うま味調味料を活用することで、ナトリウム量をほとんど増やさずにおいしさを補うことができます。

「うま味調味料」使用量の目安 料理の塩分の5∼10%(重量%)
「うま味調味料」は、振りボトルの場合、約0.1g/1振りです。

おいしい減塩

たんぱく質摂取促進

健康寿命の延伸には、たんぱく質摂取が重要です。特に年を重ねてからは、毎回の食事でたんぱく質をしっかりとらなくてはいけません。味の素(株)では、レシピ等の情報提供に加え、製品によりたんぱく質摂取をサポートしています。

たんぱく質量 8g 1食あたりの量

たんぱく質量
8g1食あたりの量

たんぱく質量 9.5∼12.7g レシピ通りに調理した場合

たんぱく質量
9.512.7gレシピ通りに調理した場合

食事でたんぱく質を摂るのが難しい場合は、サプリメントを上手に使うことも一つの選択肢です。
味の素(株)の研究により、ロイシン40%配合必須アミノ酸(Amino L40)3gで、20g のたんぱく質(ホエイプロテイン)を摂取したときと同等のカラダづくりができることが明らかとなりました。

アミノ酸の力

健康な高齢女性(60歳以上)に、3gのロイシン40%配合必須アミノ酸(「Amino L40」)または20gのホエイプロテインを摂取させ、カラダづくりの力を比較
※ホエイプロテイン…乳に含まれるたんぱく

アミノ酸のはたらき

味の素グループは、創業以来100年以上アミノ酸を研究し続けてきました。
その研究から見出されたのは、アミノ酸そのものがもつ機能に留まらず、アミノ酸から生まれた新しい素材、様々な技術など多岐に渡ります。
私たちはこれらすべてを総称し、「アミノ酸のはたらき」と呼んでいます。

味の素グループは、アミノ酸のはたらきを活用して食習慣や高齢化に伴う食と健康の課題解決に貢献します。

アミノ酸のはたらき