「利は元にあり」という言葉があります。商いでよく使われますが、元をムダにしない上手な仕入れから、
利益が生まれてくるということですね。
よくスーパーなどでお買い得品があるといっぱい買い込んでしまう方もいらっしゃいますが、結局は余らしたり、古くなって捨ててしまっては、お買い得がただの「損」になってしまいます。少量でも使い切る分だけ買えば、いつも新鮮でおいしくムダにならない。実はこれって「エコうま」!
これは料理にも全く同じことが言えます。食材はムダなく「使い切る」。これは日本料理の基本であり、
昔は当たり前のことでした。例えば大根には、葉があり、茎があり、皮があり、身があり・・・でも身だけを使ってあとは捨ててしまうと実は半分くらいムダにしてしまって本当に「もったいない」。
大根に捨てる部分は一つもないんですよ。例えば敬遠されがちな青首部分も、根の中ではビタミンCが豊富なところ。旬で味の濃い食材(ブリなど)と合わせれば美味しい一品に大変身。
他にも各部位の性格を知って調理すれば美味しい料理が一品でも二品でも作れるので是非お試しください。
それでは、大根の「一本十色」使い切り「エコうまレシピ」をご紹介します。