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うま味調味料「味の素®
よくあるQ&A

「味の素®」について、
お客様から多く寄せられる質問にお答えします。

「うま味」について

  • 「うま味」って何?

    甘味、酸味、塩味、苦味と並んで、「うま味」。5つの基本味の中の一つで、
    どれも他の味を混ぜても作れない独立した味なんです。

  • 「うま味」を発見したのは日本人?!

    その通り!明治時代、東京帝国大学(現在の東京大学)の池田菊苗博士は、昆布だしに含まれる味の成分「グルタミン酸」を発見し、その味を「うま味」と名付けたのです。(1908年)

  • 「うま味」ってどんな味?

    「味の素®」それだけを味わったことがありますか?それが「うま味」であり、アミノ酸の一つである「グルタミン酸」の味です。「うま味」だけではおいしいと感じにくいかもしれませんが、塩味や甘味など他の味覚と合わさることでおいしさが作られるのです。

  • 「うま味」と「うまい!」は違うの?

    「うま味」は塩味や甘味などと並ぶ基本味の一つ。一方「うまい」は、味そのものだけでなく人が料理に対して感じるおいしさを指します。

    ※基本味とは、ほかの味を混ぜ合わせて作ることのできない独立した「味」です。

  • 「味の素®」はどんな調味料なの?

    「味の素®」はさとうきび等の植物の原料を発酵させて作った、料理に「うま味」をきかすうま味調味料です。お味噌汁のだしの補強やチャーハンなどの炒め物の味つけ、たまごかけご飯のコク強化などにお使いいただけます。

  • 「味の素®」と「うま味だし・ハイミー®」の違いは何?

    「うま味だし・ハイミー®」は「味の素®」よりも「うま味」の強い調味料です。少量でしっかり「うま味」をきかせることができるので、 汁物や煮物のだしとして、また、中華などのこってりとした料理などにもおすすめです。

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原料・製法について

  • 「味の素®」って何からできてるの?

    さとうきびの糖蜜を原料に発酵法で作っています。

    ※さとうきびの他にもキャッサバ芋やとうもろこしからも作ることがあります。

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  • 発酵法って?

    味噌やしょうゆなどの発酵食品と同じ製法です。

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  • 原料がさとうきびなのに、なんで甘くないの?

    さとうきびの糖分は、発酵することでグルタミン酸というアミノ酸に変わります。「味の素®」はこのグルタミン酸を主成分にしているので甘くないんです。

  • どこで作ってるの?

    「味の素®」はブラジル、インドネシアの工場で途中工程まで行い(※1)、日本の工場(佐賀県)にて最終工程を経て(※2)、充填・包装を行っております。

    ※1:グルタミン酸(昆布等に多く含まれるうま味成分)から調味料として使いやすいグルタミン酸ナトリウムを作り出す工程。

    ※2:グルタミン酸ナトリウムに、核酸(かつお節等に含まれるうま味成分)を合わせて「うま味」を強める工程。

  • 「味の素®」って石油から作られているの?

    いいえ、「味の素®」は現在、さとうきび等の天然の植物を原料に発酵法で製造しております。ただ50年ほど前には、一部の製品について石油由来の原料から合成法により生産していた時期もありました。最終製品の成分や機能は、発酵法で作った「味の素®」も合成法で作った「味の素®」も全く同一であり、安全性も確認されています。

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栄養成分について

  • 「味の素®」のエネルギー(カロリー)はどのくらい?

    1gあたり約2.8kcalです。(「アジパンダ®」70g瓶5ふり0.5g 1.4kcal)

  • 「味の素®」の主成分、グルタミン酸って何?

    グルタミン酸はアミノ酸の一種です。私たちの体重の約20%を構成するたんぱく質はグルタミン酸などのアミノ酸でできています。グルタミン酸は私たち人間の体重の約2%に含まれており、もっとも身近なアミノ酸といえるでしょう。

  • 原料に塩は入ってるの?

    「味の素®」に塩は入っておりません。原材料にも使用しておりません。
    「味の素®」のナトリウムは、グルタミン酸ナトリウム、リボヌクレオタイドナトリウムのナトリウムとして含まれており、食塩(Nacl)として含まれておりません。
    「味の素®」1g中に含まれるナトリウム量は約0.1g、食塩相当量に換算すると約0.3gになります。ちなみに食塩1g当たりのナトリウム量は0.4g、食塩相当量に換算すると1.0gです。

  • ヨードアレルギーなのですが、ヨードは含まれていますか?

    「味の素®」にヨードはほとんど含まれておりません。

    ※ヨウ素:100gあたり 0.0005g(「アジパンダ®」70g瓶10ふり(1g)の中に0.000005gくらいです。)

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使い方について

  • どのくらい使うのが適量?

    「アジパンダ®」70g瓶の1ふりが0.1g程度なので、料理によって味をみながら調節してください。
    チャーハン:8~10ふり、炒め物:3~4ふり、たまごかけごはん:3~4ふり、漬物・おひたし・酢の物(1人分):1~2ふり

  • おススメの使い時は?

    「味の素®」は熱に強く、砂糖や塩と同じように容易に溶けるので調理のどの段階で加えても、「うま味」の感じ方に変わりはありません。

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安全性について

  • 体に悪いって聞いたことがあるけど平気なの?

    その心配はございません。「味の素®」が体に入ると、グルタミン酸、イノシン酸、グアニル酸、ナトリウムとに分かれ、肝臓や腸管などで代謝されてしまいますので、体に蓄積されることはありません。また、「味の素®」の主成分であるグルタミン酸ナトリウムは、日本はもとより欧米、国連などの権威ある機関(※)からも安全であると認められています。

    ※国連食糧農業機構(FAO)、世界保健機関(WHO)のFAO/WHO合同食品添加物専門家会議(JECFA)、欧州共同体(EC)の食品科学委員会(SCF)

  • 妊婦や赤ちゃんが食べても大丈夫?

    妊婦さんはもちろん、胎児や乳幼児が食べても問題なく、安全であることが確認されています。また、生まれてはじめて口にする母乳には、グルタミン酸がたくさん含まれており(牛乳に比べて約10倍)、赤ちゃんは母乳で「うま味」と出会っているのです。

  • “化学調味料”じゃないの?

    昭和30年代に呼ばれていたことがありました。(商標)商品名と区別するために公共放送の中で便宜上つけられた名前でしたが、商品の機能を正しく表す名称ではなかったため、今では「うま味調味料」という名称で統一されています。

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  • アタマが良くなるって噂は本当?

    残念ながらそういうことはありません。脳で大切な働きをするグルタミン酸は脳の中で独自に作られ、食べ物からのグルタミン酸は脳の中に入らない仕組みになっています。なので脳への悪影響もありません。おいしい料理をしっかり食べて勉強しましょう。

  • 長期間食べても体に害はないの?

    ありません。「味の素®」の成分はグルタミン酸、イノシン酸、グアニル酸、ナトリウムです。これらは、自然の食物に含まれる物質で、肝臓などで代謝されるので体内に蓄積されません。なので、長期間にわたり食べ続けても問題はないのです。

  • 「うま味調味料」を使った料理を食べ続けると味覚がおかしくなるって本当?

    そのようなことはありません。口の中には食べ物の味を受け取る「味細胞」がたくさん存在していて、約10日間かけて新しいものと入れ替わります。つまり衰えるということはないのです。

  • どれだけ摂っても平気なの?

    国(厚生労働省)の基準の中で、使用量の制限は設けられておりません。
    料理ごとに、おいしくお召し上がりいただける適量があります。
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賞味期限・保存法について

  • 賞味期限は?

    「味の素®」は塩や砂糖のように長期間品質が変わらないため賞味期限の表示はありません。白い色でサラサラとしていれば使用できます。少し固まっていても、ほぐしてサラサラになるようでしたらお使い頂けます。

  • 保存する時に注意することは?

    湿気が入らないように、密閉できる容器に移し替えて常温で保管ください。(可愛くてふりだしやすい「アジパンダ®」瓶70gに移し替えていただくことをおすすめします)

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その他

  • 「味の素®」が発売されたのはいつ?

    今から約100年前、東京帝国大学(現在の東京大学)の池田菊苗博士が、湯豆腐に使っていたこんぶだしのおいしさの正体がグルタミン酸であることを発見。その翌年、1909年、世界初のうま味調味料「味の素(r)」が発売されました。

  • 「味の素®」って日本以外でも使われてるの?

    現在「味の素®」は100を超える国や地域で愛されています。「味の素®」から生まれた「うま味」という言葉は「UMAMI」として世界の共通語となっています。

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