うま味調味料 味の素 homeHOME

「味の素®」 マガジン

Vol.9もっと「だし」のある食生活を!

料理画像

みなさんも実感されていると思いますが、いくら高級な味噌を使っても「だし」がしっかりしていないお味噌汁はやっぱり、おいしくないものです。うま味がしっかり出ているだしを使った料理は、毎日の食事に取り入れていきたいものですが、三度三度のご飯支度のたびにだしを取るのはちょっと面倒、という方もいらっしゃるでしょう。

そんなときには「昆布の水だし」を試してみてはいかがでしょうか。水1リットルにだし昆布を10cmほど入れて一晩冷蔵庫に入れておくだけ。やる気はあっても時間がないという方にもぴったりです。

だし

淡白でやさしいうま味の水だしは、どんな料理にも合います。使ったら水を加えて、を繰り返して、3回目頃に昆布を一枚足し、一週間ぐらいで使い切るようにします。だしを取った後の昆布は、2枚重ねてクルクル巻いて昆布巻きに、細く刻んで佃煮に、細長く切って結んでおでんの具や根菜との炊き合わせなどにして、使い切ります。

削り節や煮干しを加えるのもいいですね。あるいは、ちょっと物足りないなと感じた時に、市販のかつおだしやジャコだしの素などを足すとよいでしょう。

冷蔵庫の中にこれがあれば、味噌汁やすまし汁もパパッと作れます。つゆ、おひたし、和え物、中華だれ、マリネ、漬物、煮物、だし巻き、炊き込みご飯……。和洋中、何にでも対応できます。市販の麺つゆだって、水だしで薄めれば風味がぐんと増します。

気になる味噌汁の塩分も、野菜たっぷり・汁少なめにすれば、だしのうま味に野菜のうま味が加わり、おいしさが倍増しつつも塩分は控えめになります。だしを使って料理をおいしく作れたなら、自炊の回数も増えるでしょう。

頑張りすぎずにラクラクと、だしのある食生活を楽しんでみませんか。
いくつかだしを活用した献立をご紹介しますので、お試しください。

レンチン惣菜蒸しパン

レンチン惣菜蒸しパン

マグカップにホットケーキミックスを入れてだしで溶き、真ん中にきんぴらをのせて電子レンジへ。具は切り干し大根、おから、ひじきの煮もの、冷凍ハンバーグなど。

だしをきかせた和風ラタトゥイユ

だしをきかせた和風ラタトゥイユ

野菜を炒めてだしで煮て、酒、みりん、砂糖、味噌で味つける。

<和風ラタトゥイユの作り方>

豚しゃぶ蕎麦

豚しゃぶ蕎麦

豚肉、細切り長ネギ、白菜の葉の部分、茹でた蕎麦を昆布だしでしゃぶしゃぶしていただく。もみじおろし、わさび、ポン酢、ごまだれ、そばつゆを添える。

和風あんかけオムライス

和風あんかけオムライス

温かいごはんに塩昆布と白胡麻を混ぜて薄焼き玉子で包み、昆布水だし+鰹だしの素を煮たて、酒とみりん少々、塩、醤油で濃いめのお吸い物ぐらいに味をつけて片栗粉でとろみをつけ、オムライスの上からかける。

毎日を「おいしくて健康な食生活」にするためには、「だし」のうま味を最大限活用することが必要です。
みなさんも「だし」のうま味を取り入れてみてはいかがでしょう。

All About「毎日のお助けレシピ」ガイド 大石 寿子

2017年1月12日掲載

pageTop