知ってお得なマメ知識

  • 分別・リサイクルについて
  • 識別マークについて
  • 複合素材を使用している容器包装の分別方法
  • 多重容器包装の分別方法

分別・リサイクルについて

商品の容器や包装は商品の品質を保持したり、商品情報や使用方法、パッケージの材質などの必要な情報を掲載したりと様々な役割を果たす不可欠なものです。
ここでは商品をお使いいただいた後の分別やリサイクルに役立つ情報をご紹介いたします。

Q.なぜ、容器包装の分別、リサイクルをするのですか?容器包装のリサイクルに関する法律はありますか?

A

わが国の経済は「大量生産・大量消費」により、目ざましい発展を遂げてきました。しかしその一方で、「大量生産・大量消費」によって生み出された廃棄物は増大の一途をたどり、それらの最終処分場は逼迫し、また資源の将来的な枯渇の可能性も出てきました。このような状況に対処すべく循環型社会の形成の推進のための法体系が国よりうちだされました。

このうち、容器包装の分別やリサイクルに関する法律が2つあります。

資源有効利用促進法

3Rとは・・・Recycle Reduce Reuse

循環型社会の形成のために定められた法律の一つで、リデュース(廃棄物の発生抑制)、リユース(廃棄物の部品等としての再利用)、リサイクル(廃棄物の原材料としての再利用)の「3R」への取り組みを求めています。また、使用済み製品の分別収集を容易にするための識別マークも表示の義務化されています。

容器包装リサイクル法

容器包装リサイクル

家庭から出るゴミの約60%は容器包装廃棄物です。「容器包装リサイクル法」はこれら容器包装廃棄物の減量化と再資源化を促進するために、消費者、市町村、事業者の役割分担をはっきり決めた法律です。消費者は市町村が定める分別収集基準に従って分別排出します。市町村は家庭から排出される容器包装を分別収集・保管します。事業者は利用した容器包装の量に応じて再商品化の義務を負うというものです。

味の素KKの取り組み

「容器包装ダイエット宣言」へ参加

九都県市※では、「容器包装ダイエット宣言」の活動に取り組んでいます。味の素(株)は発足当初の2005年11月よりこの活動に参画しています。容器包装の削減を推進するにあたり、今後いっそう求められる企業、消費者、行政の連携強化を目的としています。行政が容器包装減量化に取り組む企業の活動情報を提供することにより、消費者の理解と応援を促し、ゴミ減量化を推進しようというものです。当社は、「容器包装エコインデックス」に基づいて進めている、環境に配慮した容器包装への取組み事例を紹介しています。

※九都県市…埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、横浜市、川崎市、千葉市、さいたま市、相模原市

味の素KK独自の環境影響評価基準「容器包装エコインデックス」

味の素KKでは、環境視点から容器包装の選定や設計をするために、独自の評価基準である 「容器包装エコインデックス」 を策定しております。味の素ブランドの商品を開発および改訂する際には、「開発商品品質アセスメント」を実施することが必須条件となっています。アセスメント項目のひとつである「包材」の中に、「容器包装エコインデックス」を盛り込み、この基準に基づいて容器包装の環境評価を実施しています。