さつまいもと3種のきのこの
ローソルトポタージュ

調理ポイント
きのこを炒めるときは“触りすぎない”のがコツ。きのこの表面に水分(汗)がにじむまで待ってからひと混ぜすると、香りとうま味がしっかり引き出せます。
生クリームではなく、普段使いしやすい牛乳を採用。バターやコンソメをあえて使わず、うま味調味料「味の素®」でうま味とコクを補うことで、きのこの香りが際立ちます。
ポタージュは玉ねぎで甘味をつけることが多いのですが、さつまいものやさしい甘さを生かし材料をシンプルにすることで、素材一つひとつの味わいがしっかり感じられる秋の味覚スープに仕上がります。
減塩ポイント
汁物のおいしい塩分濃度はおよそ0.8%と言われますが、今回はその約半分です。減塩のための工夫をいくつか紹介します。
材料をシンプルにして香りと素材の持ち味を立たせることで、塩分控えめでも深い味わいを楽しめる香り高いスープに仕上げています。香りを邪魔しないうま味調味料「味の素®」は、香りを生かしたい場面でとても便利です。
さつまいもの自然なとろみでスープが舌に長くとどまり、味と香りをじっくり感じられるため、塩分を抑えても物足りなさを感じにくくなります。
きのこ由来のうま味にうま味調味料「味の素®」を重ね、うま味の相乗効果で全体のうま味を底上げ。減塩でもおいしさをしっかりキープします。
生クリームより塩分の少ない牛乳を使い、牛乳のコク・うま味とうま味調味料「味の素®」のうま味で、通常のポタージュより塩の量を減らすことができます。
時間
20分
人数
4人分
食塩相当量(1人分)
0.9g
 
※このレシピは、栄養価計算(八訂)ソフトにより、全ての食材・加工食品・調味料に含まれるナトリウムの量を食塩相当量に換算しています。

材料

さつまいも
約1/2本(150g)
しめじ
1パック(100g)
椎茸
1パック(100g)
舞茸
1パック(100g)
にんにく
1/2片(チューブ1cm)
オリーブオイル
大さじ2
白ワインまたは酒
100ml
うま味調味料「味の素®
12振り
小さじ1/2
牛乳
400ml
仕上げ用粗挽き黒胡椒
適量
仕上げ用オリーブオイル
大さじ1

作り方

下準備
さつまいもの皮を剥き、2cm幅の輪切りにし、水に5分さらしてアク抜きをする。にんにくは薄切り、きのこは石づきを取り除きザク切りにしてほぐしておく。
  1. さつまいものアク抜きの水を捨て、耐熱ボウルに入れてラップをかけて電子レンジ(600w)で約5分、やわらかくなるまで加熱する。
  2. 鍋にオリーブオイルとにんにくを入れ弱火にかける。香りが立ったらきのこを加え、うま味調味料「味の素®」と塩を振る。全体をひと混ぜしたら、なるべく触らないようにじっくり加熱する。
  3. きのこが汗をかいてきたら、鍋底から一混ぜし、さらにじっくり加熱してうま味を引き出す。盛り付け用にきのこを一部取り分けておく。
  4. 白ワインを加え、約1分煮立ててアルコール分を飛ばし火を止める。1のさつまいもと牛乳を加えてブレンダーでなめらかになるまで撹拌する。
  5. 器に盛り、粗挽き黒胡椒をひき、オリーブオイルをひと回しかけ、3で取り分けたきのこを飾る。

冷凍する場合はまず冷まし、冷凍用保存袋に入れて空気を抜き、平らに冷凍する。入れすぎないよう、多くても8分目までを目安に。



食べる時(冷凍した場合)
  1. 冷凍用保存袋に入れた場合は、冷蔵庫や電子レンジの解凍モードで解凍し、耐熱のカップに移して温める。
    ※冷凍用保存袋は直接加熱できません。解凍までにとどめ、加熱は別の食器を使用してください

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