鶏むね肉を毎日1枚食べる
筋肉料理家が辿り着いた
極上のサラダチキン
- 調理ポイント
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たっぷりのブライン液で漬け込むことで、袋ごと湯に入れた際に湯温がほどよく下がり、鶏むね肉にゆっくり火が入ってやわらかく仕上がります。ブライン液の塩は極力控えめですが、少量の塩がたんぱく質の結合をゆるめて水分を行き渡らせる役割を担います。砂糖の親水性によって鶏胸肉の中の水分を逃さず保つので、しっとりジューシーになります。
鶏むね肉のうま味成分(イノシン酸)に、うま味調味料「味の素®」のグルタミン酸を重ねるとうま味の相乗効果が働き、噛むほどにうま味が広がります。
※保存袋は耐熱・耐湯タイプを使用してください。袋のまま直火に当てる調理は避け、必ず湯せんで行いましょう。
- 減塩ポイント
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なにかと塩分量が多いと言われるサラダチキンですが、「塩分はできるだけ控えつつおいしさはキープ」がこのレシピのポイントです。鶏むね肉のうま味(イノシン酸)を引き出すために、うま味調味料「味の素®」(グルタミン酸)を加えて漬け込んでいます。そうすることで、噛めば噛むほどうま味が口の中に広がり、あと引くおいしさのサラダチキンに仕上がりました。
ブライン液にはうま味調味料「味の素®」に加えて「丸鶏がらスープ™」のうま味もプラス。鶏むね肉の中までしっかりうま味が行き渡ります。これにより、通常使用するはずの塩6gの半分まで削減。塩分を減らしても、うま味調味料「味の素®」のうま味のおかげで薄味ではなく、噛むほどにうま味を感じられる“極上のサラダチキン”になりました。
- 時間
- 30分
- 人数
- 3人分
- 食塩相当量(1人分)
- 1.4g
※このレシピは、栄養価計算(八訂)ソフトにより、全ての食材・加工食品・調味料に含まれるナトリウムの量を食塩相当量に換算しています。
材料
- 鶏むね肉
- 1枚(約300g)
- 【A】水
- 200ml
- 【A】砂糖
- 小さじ2
- 【A】塩
- 小さじ1/2
- 【A】丸鶏がらスープ™
- 小さじ1/2
- 【A】うま味調味料「味の素®︎」
- 10振り
作り方
- 厚手のチャック付き保存袋を用意する。鶏むね肉の皮を取り除く。
- 1を保存袋に入れ、【A】を順番に加えたブライン液に浸す。ボウルに水を張り、保存袋ごと沈めて空気を抜きながら口を閉じ、軽くもみ込んで冷蔵庫で一晩以上おく。
- 鶏むね肉が浸かる程度の小さめの鍋に水1リットルを入れて沸かす。お皿を逆さにして鍋底に敷き、その上に冷蔵庫から出したての鶏むね肉を保存袋ごと入れる。極弱火に切り替え、15分加熱する。
- 15分たったら火を止め、鶏むね肉を裏返して10分、余熱で火を通す。10分後に取り出す。すぐ食べる場合は保存袋から出し、冷やして食べる場合は保存袋のまま粗熱を取り、冷蔵庫で保存する。



