減塩も時短もかなえる下味冷凍
【うま塩ねぎ豚丼】

調理ポイント
野菜と肉では火の通り加減が違うので、別々に冷凍することをおすすめします。そうすることで、肉は火が通りやすくなり、野菜はなるべく食感を保ったまま仕上げることができます。
冷凍保存をするときは、保存袋の中で食材が平らになるようにならし、なるべく早く凍らせます。こうすると、凍ったまま加熱しても火が均一に通りやすくなります。
豚肉は下味をつけたまま冷凍すると、冷凍中にじわじわと味がしみ込みます。下味に使っているうま味調味料「味の素®」やお酒のおかげで、ふっくらとした食感になります。
また、肉や野菜を炒めるときは、冷たいフライパンに入れて、弱火(このレシピでは弱めの中火)で炒めるほうが、肉も野菜も水分が保持されておいしく仕上がります。
(長ねぎはたくさん切って冷凍しておくと、使いたいときにすぐ使えます。もちろん、食べるときに刻んでもOKです)
減塩ポイント
お肉の下味冷凍レシピは、冷凍中に調味料の味が肉にしみ込み、結果として薄味でも肉自体にしっかりとした味がつきます。
ただ、解凍すると肉のうま味を含んだドリップがどうしても出てしまいますが、うま味調味料「味の素®」をプラスすることで、豚肉に含まれるうま味(イノシン酸)を補えるので、おいしくいただけます。冷凍肉のマイナス点を、うま味調味料「味の素®」が上手にカバーしてくれます。
丼ものはご飯と一緒にいただくので、塩味のある濃い味の具のほうがおいしそう、というイメージを持たれがちですが、うま味を効果的に使えば、よりおいしさあふれるローソルトな丼を楽しめます。
このレシピでは、減塩料理のテクニックでもよく紹介される香辛料や酸味を、うま味と合わせて活用することで、味わいに奥行きが生まれ、しょっぱくないのにおいしい、まさに「うま塩」味に仕上がりました。
時間
15分
人数
2人分
食塩相当量(1人分)
1.5g
 
※このレシピは、栄養価計算(八訂)ソフトにより、全ての食材・加工食品・調味料に含まれるナトリウムの量を食塩相当量に換算しています。

材料

豚バラ肉
300g
長ねぎ
1本
【A】丸鶏がらスープ™
小さじ2
【A】うま味調味料「味の素®
6ふり
【A】酒
大さじ1
【A】片栗粉
小さじ1
【A】すりおろし生姜
1/2片
【A】すりおろしにんにく
1片分
レモン汁
1/8個分
大さじ1
こしょう
ひとつまみ
ご飯
約500g(1.5合分)
鰹節
4g

作り方

下準備
豚バラ肉は3cm幅に切る。長ねぎは斜め薄切り、葉の部分は薄い小口切りにする。
  1. 冷凍用保存袋に、豚バラ肉、【A】の調味料を加えて揉み込み、平らにならして冷凍保存する。
  2. 長ねぎは別の冷凍用保存袋に入れて冷凍する。


食べるとき
  1. 下準備1の表面を流水で濡らし、中身を取り出しやすくする。
  2. 冷たいフライパンに凍ったままの1を並べ、水大さじ1を加えて蓋をし、弱中火で約5分加熱する。
  3. 豚バラ肉をほぐしながら炒め、肉に火が通ったら冷凍していた長ねぎを加えて、さらに約1分火が通るまで炒める。(弱中火のままで良い)
  4. 丼にご飯をよそい鰹節をふりかけ、その上に3を乗せ、こしょうをふり、レモンを絞る。

ローソルトレシピをもっと見る