技術紹介

技術紹介 技術紹介

おいしさ設計技術®

味の素グループの強みである香り・味・食感の解析技術および制御技術を磨き、それらの組み合わせにより圧倒的なおいしさを実現し、健康、持続可能性、スマート調理などの+αの顧客価値を創出する技術です。
おいしく体に良い食品の提供、原料の有効利用や代替原料の活用、作り立てのおいしさの維持、製品に由来するフードロスの削減、プロレベルのおいしさをスマートに実現する超簡単調理などにより、様々な場面における圧倒的なおいしさを実現しています。

おいしさ設計技術®とは

味、香り、食感の一体制御で圧倒的なおいしさを実現し、+αの顧客価値を創出します。

おいしさ設計技術®の活用例①「コク味」物質の発見・活用

味覚受容体の研究から、新規「コク味」物質(グルタミルバリルグリシン)を発見。乳製品のコクの増強など、動物資源を代替する素材としても活用しています。

おいしさ設計技術®の活用例②酵素による澱粉製品の食感維持・向上

酵素技術を活用した食品の構造制御により食感をデザインし、サステナビリティに貢献します。

健康価値向上技術

健康情報(身体・精神)・生活/行動情報の収集技術(デジタルコミュニケーション・様々なコミュニティーとの連携)、収集した情報の処理技術、食の領域における深い探求と理解に基づく健康価値を提供することで、無理なく健康的な生活と自己実現を可能にします。

CXデザイン技術

食と健康における質の高い生活者のデータを収集・解析し、味の素グループ独自の目標品質設計技術であるAJI-PMap®、心理的価値設計技術であるAJI-EMap®を活用して製品設計を行っています。
購入から調理・食事・廃棄までの食体験の個々のステップでの顧客価値として、生活者が長期スパンで実感する価値を可視化し、新価値を付与したソリューション開発に活用しています。

食品生産技術

工学的アプローチを起点として、健康価値を高める技術として、原料・素材の栄養成分を保持し使用性を向上させる粉体加工技術、乾燥・造粒工程における栄養成分の減少を抑制する技術、栄養を保持するコーティング技術などを保有しています。
さらに、簡便・時短ニーズに対応した機能性包材(電子レンジ調理用包材・卓上調味料容器等)、プラスチック削減に向け包材設計から包材原料に踏み込んだ技術の開発を行っています。

安心・安全設計技術

食のサプライチェーンにおいて、原材料の新たなリスクを指標化して将来を予見した技術開発を推進します。
トレーサビリティシステムを構築し、新素材・新包材の開発や製品に欠かせない原料の安定な調達体制を整えています。
また、グローバルな品質保証体制を強固にし、分析・試験・評価技術を更に高精度・高速化することで、お客様の安心につながる法規制への確実な確認と安全性評価システムを実用化しています。