■冒頭:取締役社長 西井よりコメント

 

中間決算発表から1カ月近く経ち、その後の状況を少しアップデートさせていただく。当社はトランスフォーメーションのさなかにあるが、進捗したことについて、3点お伝えしたい。

1点目は、食と健康の課題解決に向けて、減塩や低栄養という課題に対し、グループ全体で戦略を統合していく動きがかなり具体的になってきた。グローバル本社を中心としたコンセプトに各法人が戦略を統合し進めてくれるようになってきたと思っている。

2点目は、DXを中心にやっていたSCM、調達といった分野について、かなり現状の棚卸しができてきた。まだ数字上の効果は確認しているところだが、2021年度の計画に反映する準備が進んできた。同時に、成長という観点での種まきについては、新事業創造の取り組みとして、コーポレートベンチャーキャピタルの準備が進むと同時に、いわゆる新たなフードテックエリアのベンチャー企業への具体的な出資も進んでいることを報告する。

3点目はアセットライト化についてである。中間決算説明会の際には、コロナ禍で中断していたものを再開しているという話をしたが、ここに来て急速にその展開が進んできている。近いうちに皆さまにも良い報告ができるのではないかという段階になっている。