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現在、当社の冷凍食品事業は海外売上高も含め、国内食品セグメントの中の「冷凍食品」に計上している。一方、最近当社は北米におけるウィンザー・クオリティ・ホールディングス社の買収や東洋水産(株)との合弁会社設立など海外事業を伸長させようとしているが、来年度以降は、冷凍食品事業の国内と海外を区分し、例えば前者は現状の通り国内食品セグメントに残し、後者は海外食品セグメントに移すといったような事は考えているのか。
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国内の調味料・加工食品事業については、下期にマーケティング費を増加させ主力商品の売上拡大を図っていく予定との事だが、本年度上期に積極的な取組みが奏功した企業とそうでない企業もあり、食品業界の環境も踏まえ積極策を採る意味合いを教えてもらいたい。
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海外コンシュマーフーズの下期売上高予想は、対前年で200億円以上の増収、18%伸長する事になっている。これは新商品の投入によるものなのか、或いはマーケティング費の積極投入によるものなのか。従来とは市場に対するアプローチが相当変わるのか。
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足元では飼料用アミノ酸のリジン価格が上昇し始め、またスレオニンの価格も急騰している様だが、この背景と今後の競合関係を見据えた価格の見通しを教えてもらいたい。
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過去から計画の未達が続いたが、14-16中計初年度の半年を経過した現時点での本年度予想、および14-16中計達成への手応えはどうか。2016年度の営業利益計画の910億円達成には2015年度では800億円程度が必要になるが、その見通しはあるか。
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飼料用アミノ酸事業のフレキシブル生産体制への取り組みが実現すると営業利益にはどの様に影響するのか。
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医薬事業につき、包括的提携も検討しているとのことだが当事業の将来像をどの様に描いているのか。
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14-16中計で2016年度目標として掲げていた時価総額1兆円を既に達成したが、今後の時価総額水準についてどの様に考えているか。
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飼料用アミノ酸のスペシャリティに関し、具体的にはどの商品がどの程度成長しているのか。また、業績への貢献はどの商品が大きいのか。
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海外コンシューマーフーズ事業の本年度下期計画は営業利益率が上期よりもかなり低くなっている。発酵原燃料等の価格面でメリットを享受出来るにも関わらず、なぜ下期の営業利益率が低くなるのか。マーケティング投資にそこまで巨額を投じる計画なのか。
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飼料用アミノ酸のフレキシブル生産について、なぜリジンのみ最大可変量が10%程度と小さいのか。
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対前年度でリジン価格が下落しているにも関わらず、第2四半期の飼料用アミノ酸が黒字となった理由。このトレンドは、今後長期的に続くと考えて好いか。また、コストダウン等の取組みでリジンの損益分岐点は下がっているか。
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海外コンシューマーフーズにおいて、Five Starsの中でも国によって成長率に濃淡があるが、タイの売上高成長が弱まったのは一過性の要因か。併せて、売上高の成長が弱かったにも関わらず営業利益はそれ以上に成長した要因を教えて欲しい。また、そのトレンドは今後中長期的に続くと考えてよいか。
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本年度上期の税率は約21%と、通期見通しの約30%と比べてかなり低い水準になっている理由および通期見通し。また、来年度以降の税率見通しについても教えて欲しい。