2020年3月11日
「私たちは地球的な視野にたち、“食” と “健康”、そして、明日のよりよい生活に貢献します」をグループミッションとする当社は、事業・製品展開において動物との関わりがあります。そのため、「動物との共生に関するグループポリシー」や「味の素㈱の動物愛護及び管理に関する考え方」を策定し、事業や製品を展開してきました。
今回、内外の動向の変化にも対応し、より時代や社会の要請にも応えられる形で当社にとっての<動物とのより良い共生>を考えていくために、この分野の有識者をメンバーとするラウンドテーブルを設置しました。これより、この場を中心に、当社のよりよい「動物との共生」のあり方について「社会との対話を進めてまいります。
2020年2月5日開催の第1回ラウンドテーブルでは、当社より、当社の企業概要、事業展開における動物との関わり、これまでの考え方や取り組みについて説明を行ったのち、このラウンドテーブルで取り上げたい重要なテーマについて、意見交換しました。その結果、以下のテーマが挙げられました。
- アニマルウェルフェアに関する社会認識の変化と、海外の動向
- 動物福祉・アニマルウェルフェアに関する法制度
- 実験動物のアニマルウェルフェア
- 畜産動物のアニマルウェルフェア
- 動物の「福祉」とヒトの「福利」
- サステナビリティにつながる問題意識(事業者にとってのアニマルウェルフェア)
第2回以降のラウンドテーブルでは、当社の「動物との共生」のあり方について、参加者から意見の多かったこれらのテーマを中心に議論を進めていきます。
出席者
ファシリテーター |
枝廣 淳子氏(大学院大学至善館教授) |
---|
味の素㈱ 参加者 |
栃尾 雅也(代表取締役 専務執行役員) |
---|