君も世界を目指そう!世界で勝つためのメンタル・トレーニング・食事法をご紹介世界で活躍する競泳の松田丈志選手が、地元九州の鹿児島県にある、れいめい中学校・高等学校の男子バスケットボール部のみなさん、ご家族の方に特別授業を行いました。

第二部 世界で闘う力をつけるトレーニング

松田 丈志選手
大切なのは「コンディショントレーニング」
次に僕のトレーニング方法を紹介します。
みなさんはスポーツに取り組んでいます。だからトレーニングはやっていますね。でもトレーニングは2種類あるのをご存じですか?
松田 丈志選手

1つは「筋力アップのためトレーニング」です。いわゆるトレーニングというとこれを想像すると思います。そしてもうひとつが、「コンディショニングトレーニング」です。
世界で闘い続けるには、実は「コンディショニングトレーニング」が大切なんです。
松田 丈志選手
「コンディショントレーニング」とは?
「コンディショニングトレーニング」は、カラダのバランスを整えるタイプのトレーニングで、カラダの土台をつくるのに役立ちます。筋力アップのためのトレーニングをやると、どうしてもカラダの一部が引っ張られます。そのままにしておくとバランスが悪くなって、積み重なると最悪の場合ケガをしてしまいます。スポーツ選手にとってケガは大きなロスですよね。それがきっかけで引退してしまう選手もたくさんいます。
だから、筋力アップのためのトレーニングを実施したあと、それと同じぐらい、「コンディショニングトレーニング」をすることをおすすめします。
松田 丈志選手
ぜひみんなにも、コンディショントレーニングを取り入れてほしいです!
 
意識するのは、「胸郭(きょうかく)」と「腹筋」と「股関節」
「コンディショニングトレーニング」では、3つの部位を意識してください。

1つめは、「胸郭」!
胸の肋骨のところです。ここに筋肉があります。この筋肉を大きくしたあとで、やわらかくしておくと、手の動く範囲が広がってスポーツでいい成果が得られます。

2つめは、「腹筋」!
腹筋が締まっていないと、カラダがグラグラして腕の力が逃げてしまうんです。腹筋を締めることは体感を強くすることに繋がります。

3つめは、「股関節」!
まず、やわらかくすることで脚の可動域が広がってパフォーマンスが上がります。強くすることで力を発揮しやすくなります。また、腰痛予防にもなるんです。

では、実際のトレーニング方法を実演しますね。

松田選手直伝のトレーニングはこれだ!

松田 丈志選手

ぜひ、やってみてください。もし痛いと感じたら、硬くなっているということだからゆっくりほぐしていってください。継続すればきっと効果を実感できます。

話を聞いて…

次は「食事編」

「松田選手の特別授業」をみんなに教えてあげよう!
  • Facebook 授業をシェアする
  • Twitter 授業をツイートする
  • mixi 授業をシェアする
  • Google+ 授業をシェアする