次に僕のトレーニング方法を紹介します。
みなさんはスポーツに取り組んでいます。だからトレーニングはやっていますね。でもトレーニングは2種類あるのをご存じですか?
1つは「筋力アップのためトレーニング」です。いわゆるトレーニングというとこれを想像すると思います。そしてもうひとつが、「コンディショニングトレーニング」です。
世界で闘い続けるには、実は「コンディショニングトレーニング」が大切なんです。
「コンディショニングトレーニング」は、カラダのバランスを整えるタイプのトレーニングで、カラダの土台をつくるのに役立ちます。筋力アップのためのトレーニングをやると、どうしてもカラダの一部が引っ張られます。そのままにしておくとバランスが悪くなって、積み重なると最悪の場合ケガをしてしまいます。スポーツ選手にとってケガは大きなロスですよね。それがきっかけで引退してしまう選手もたくさんいます。
だから、筋力アップのためのトレーニングを実施したあと、それと同じぐらい、「コンディショニングトレーニング」をすることをおすすめします。
「コンディショニングトレーニング」では、3つの部位を意識してください。
1つめは、「胸郭」!
胸の肋骨のところです。ここに筋肉があります。この筋肉を大きくしたあとで、やわらかくしておくと、手の動く範囲が広がってスポーツでいい成果が得られます。
2つめは、「腹筋」!
腹筋が締まっていないと、カラダがグラグラして腕の力が逃げてしまうんです。腹筋を締めることは体感を強くすることに繋がります。
3つめは、「股関節」!
まず、やわらかくすることで脚の可動域が広がってパフォーマンスが上がります。強くすることで力を発揮しやすくなります。また、腰痛予防にもなるんです。
では、実際のトレーニング方法を実演しますね。
ぜひ、やってみてください。もし痛いと感じたら、硬くなっているということだからゆっくりほぐしていってください。継続すればきっと効果を実感できます。