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将来、管理栄養士・栄養士を目指す学生が考える やさしい介護食レシピコンテスト 受賞レシピ発表

各コースのエクセレントレシピ
Aコース 高齢者の疾患別レシピ部門(糖尿病/高血圧/慢性腎臓病) 彩りたっぷりサイクルメニュー(慢性腎臓病)
神戸学院大学  栄養学部  栄養学科 ニックネーム おくら。さん
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彩りたっぷりサイクルメニュー(慢性腎臓病)
好感触!うま味と香りのやわらか御膳
Bコース 高齢者の低栄養対策レシピ部門 好感触!うま味と香りのやわらか御膳
静岡県立大学  食品栄養科学部 栄養生命科学科  フードマネジメント研究室 藤原 朋宏さん
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Cコース 身近な食材で!楽々レシピ部門(主菜/主食/デザート) ポテトクリームリゾット(主食)
神奈川県立保健福祉大学 栄養学科 チーム名 神奈川県立保健福祉大学 食育サークル シーラボ☆ さん
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ポテトクリームリゾット(主食)
各賞受賞レシピ
Good Balance賞 【栄養バランスが良いレシピ】簡単!夏野菜たっぷりメニュー 東京聖栄大学 チーム名  新村ゼミさん
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Good Taste賞 【実食でおいしかったレシピ】鶏肉のなめこオクラ煮 (彩りたっぷりサイクルメニューの主菜) 神戸学院大学 栄養学部 栄養学科 ニックネーム  おくら。さん
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Good Idea賞 【アイデアが素晴らしいレシピ】三色白玉あんこぞえ 大阪夕陽丘学園短期大学  食物栄養学科 下出 佑衣さん
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Speedy/Easy Cooking賞【材料調達・調理が簡単なレシピ】コロコロ鮭のハンバーグ トマトソース添え 女子栄養大学短期大学部 長谷川 玲子さん
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High Cost Performance賞 【経済的で価値あるレシピ】
A・Bコース 元気なごはん 大阪成蹊短期大学 総合生活学科 栄養コース ニックネーム  1328102さん
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Cコース カステラdeティラミス 名寄市立大学  栄養学科 成田 彩奈さん
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審査員の先生方
日本在宅栄養管理学会 理事長 前田 佳予子 先生
日本在宅栄養管理学会 理事 日本栄養士会 常任理事 田中 弥生 先生
日本在宅栄養管理学会 副理事長 中村 育子 先生
主催者 味の素株式会社より1名
審査員の先生方からの講評
国在宅訪問栄養食事指導研究会 会長 前田 佳予子 先生
今回のレシピコンテストは、学生の方が高齢者の食事を一生懸命考えるよい機会となったのではないかと思います。食材も入手しやすいもので作られていたり、我々が思いつかないようなアイデアがあったりと、よく考えられていたと思います。
その一方で、食材が偏っていたり、調理が複雑等、現実的ではないレシピもあり、高齢者の咀嚼力等を考慮しないでレシピを考案されている印象も受けました。学生のみなさんにはもっと、在宅で暮す高齢者を知っていただきたいと思います。高齢者だからこういう食事とイメージするのではなく、高齢者がどのようなものを好んで食べるのか、どのようなものを購入するのかを、スーパーや惣菜売り場で観察していただくと、日々のメニューの幅も広がるのではないかと思います。
今回のレシピコンテストを機に、学生のみなさんには、これから更に、高齢者の食事についてよく考えていただき、将来に向けて頑張っていただきたいと思います。
日本在宅栄養管理学会 理事長 前田佳予子
全国在宅訪問栄養食事指導研究会 参与 日本栄養士会 理事 田中 弥生 先生
今回、学生のみなさんは高齢者の食事を考案するという、今までにあまり経験がないことについて、よく考えてくれたと思います。一つのことを成し遂げるには努力が必要です。その努力が 応募レシピを通してとてもよく伝わってきました。
学生の皆さんに一つだけアドバイスさせていただくとすれば、中には、調べたことや聞いたことをそのまま応募レシピに反映させてしまっているのではないかというものもありました。自分たちが献立を作るということであれば、教科書やホームページ通りの介護食だけではありません。高齢者は、日本食を好まれると思いがちですが、地域によっては西洋料理を好む方や、ボリュームのある食事を好む方、いろいろな方がいます。高齢者食を思い込みで考えるのではなく 実際の高齢者の行動を確認することでいろいろなことに気が付くはずです。
是非、学生のみなさんには、今後、高齢者の生活や食事を実際に見て、より多くを学んでいただき、創造性をもって上手に工夫した、介護食の更なる新しいアイデアを考え出していただくことを期待しています。
日本在宅栄養管理学会 理事/日本栄養士会 常任理事 田中弥生
全国在宅訪問栄養食事指導研究会 副会長 中村 育子 先生
今回は、審査を通じて、いろいろなレシピを見させていただきました。学生の方ならではの、すごく独創的で刺激的なアイデアや、夢のあるレシピなどもあり、楽しく審査させていただきました。
しかしながら、実際に毎日在宅の現場に足を運んでいる立場から見ますと、学生の方が考える高齢者の食事と、実際に高齢者が食べている食事に差を感じました。高齢になると味覚が低下するため、あんまりぼんやりした味だと食欲がわかないので、味にパンチを利かせたり、匂いで食欲をそそるなどの工夫も必要です。
学生のみなさんにとっては、今回は、高齢者の食事を考える、いいチャンスだったのではないかと思います。スーパーの惣菜を別のものにアレンジするなど、学生のみなさんならではの先入観にとらわれない新しいアイデアをもって、これからも高齢者の食事について、考えていただきたいと思います。
日本在宅栄養管理学会 副理事長 中村育子
審査員の様子
審査員の先生方と厳正なる審査を行い、受賞レシピを決定しました!

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