Along with society
グループ一丸となり、従業員の健康増進、Well-being向上を目指す
ASVの実現には、従業員一人ひとりの健康が不可欠
味の素グループは、アミノサイエンスにより人・社会・地球のWell-beingへ貢献することを目指しています。その中で、2030年までに「10億人の健康寿命を延伸」というアウトカムの実現に向けて、栄養改善の取り組みを進めています。「妥協なき栄養」※1というアプローチを掲げ、「おいしさを妥協しない栄養」「食へのアクセスを妥協しない栄養」「地域や個人の食生活を妥協しない栄養」の3つの柱のもと、アミノサイエンス®を活用し、栄養課題解決への貢献に向けて取り組んでいます。
味の素グループは、従業員の健康・栄養、そして、活力ある職場環境を目指し、職場の栄養改善活動に取り組んでいます。従業員がセルフケアを通して、健やかでいきいきと仕事に取り組めるからこそ、人・社会・地球のWell-beingに貢献し、当社グループの成長を実現することができると考えています。この取り組みを進めるにあたって、グループ全体で画一的な施策を展開するのではなく、各国、各法人や各食文化に沿った形で、職場の栄養改善の施策が展開されることを大切にしています。
WNAに加盟し、グローバル基準に沿って取り組みを加速
The Workforce Nutrition Alliance(WNA)は、従業員の健康とWell-beingの向上等に取り組む事業者を支援する目的で、国際的な消費財の業界団体であるザ・コンシューマー・グッズ・フォーラム(CGF)と、国際的な栄養改善のNGOであるThe Global Alliance for Improved Nutrition(GAIN)によって設立されました。味の素グループは2022年3月、グローバルに職場の栄養改善活動を推進するため、WNAに加盟しました。
これまでに、味の素グループの計17社(グループ全従業員の約70%をカバー)が、職場での健康な食事、栄養教育、栄養に着目した健康チェック、母乳栄養支援について、自社職場の取り組み状況の自己評価を実施。各社でのPDCAと味の素社との連携により、各法人の実態に応じた職場の栄養改善を推進しています。当社グループの取り組みは、WNAが発行する事例記事にも取り上げられるなど、積極的な活動として評価されています。※2
活動の積み重ねが、従業員の意識と行動を変える
職場の栄養改善の一つの柱である栄養教育の取り組みにおいては、「2025年までに10万人の従業員に栄養教育を実施する」という目標を掲げてきました。 2021年度からeラーニング等各法人の状況にフィットした方法により、栄養バランスの良い食事、おいしい減塩、たんぱく質摂取・アミノ酸や野菜・果物の摂取などに関する栄養教育を当社グループ全体(約100社)へ拡大しました。その結果、2023年度までに延べ8.8万人、2024年度までには述べ12.2万人の従業員に対し栄養教育を実施し、目標を1年前倒して達成することができました。
さらにグループ各社で、各国・地域の食文化や課題に合わせた取り組みも積極的に行われています。味の素社では健康診断結果に基づいた全員面談の実施。ブラジル味の素社では栄養教育と連動する「勝ち飯®」のアプローチをプロモーションする食堂でメニューが並び、タイ味の素社の食堂ではヘルシーメニューを一品無償で提供する取り組みが進んでいます。また、ベトナム味の素社では母乳育児を支援するために事業所に授乳室を設けています。
こうした取り組みは、グループ全体を着実によい方向へと導いています。エンゲージメントサーベイでは、83%の従業員が健康とWell-beingに関する質問に肯定的に回答しました。またWNAの自己評価でも、2022年から2023年の間に13%スコアが向上し、想定よりも大きな改善が見られています。
今後も、味の素グループの取り組みの特徴である栄養教育を主軸に、職場の栄養改善を発展させていきたいと考えています。従業員一人ひとりのASV実現として、人・社会・地球のWell-beingへの貢献につなげていくことを目指します。
※今後、グループ各社の取り組みを複数回にわたってご紹介していきます。
2026年4月