味の素㈱における財務経理職の活躍フィールド
味の素㈱とAFS社について
味の素フィナンシャル・ソリューションズ㈱(以下、AFS社)は、味の素グループの財務経理基盤となり、味の素グループの企業価値を最大化することをミッションとして、財務・経理のプロフェッショナルを集め組織化された会社です。財務・経理部門で新卒入社いただいた方は、初期配属では、原則AFS社へ出向となります。
AFS社のミッションとビジョン
MISSION
味の素グループの財務基盤となり、味の素グループの企業価値を最大化します
VISION
味の素グループの事業に貢献し続ける財務経理基盤のプロフェッショナルとなります
一般的なSSC※とAFS社の違い
AFS社は一般的なSSCに留まらず、
事業パートナーの領域に経営資源をシフトしていきます。
※シェアードサービスセンターの略称で、経理業務をはじめとしたグループ企業が共通して処理している業務を、一箇所に集約した組織のこと
一般的なSSC | AFS社 | |
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ミッション | 業務の生産性向上・コストダウン | 味の素グループの財務経理基盤となり、 企業価値を最大化 |
サービス提供範囲 | 各個社 | 味の素グループ各個社+味の素グループ全体 |
必要な人材 | 定型業務遂行型 | 事業に貢献し続ける プロフェッショナル型 |
事業パートナーを目指すための取り組み
各社から受託した財務経理業務を、
DX技術を駆使することで
OE※に繋げる
※オペレーショナル・エクセレンスの略。価値創造のための事業活動の効果・効率を高めることで競争上の優位性を構築し、徹底的に磨き上げること。
定型業務は外部化を推進し、
AFS社は
専門領域業務に専念
Step1、2により
生み出した時間を活用し、
価値創造業務に充てる
価値創造業務に向き合う若手社員の声
私が所属するグループでは、国内外約120社のグループ会社の財務報告を取りまとめ、外部に開示する重要な役割を担っています。その中で、私は連結損益計算書の財務分析や開示資料の作成を担当していますが、1年目からグローバル財務部長に対する分析結果報告を任されることもあり、その責任感が仕事のやりがいに繋がっています。また、味の素グループは世界34の国と地域でビジネスを展開しているため、財務分析には世界経済の動向や地政学的リスクなど幅広い理解が求められますが、実務力を高めるための様々な研修も充実しており、若手の成長をサポートする制度も整っていると感じています。
味の素フィナンシャル・ソリューションズ㈱
連結会計部 連結決算グループ
2023年入社
Y.N
私は、グループ会社の製造コストの実績管理と予算の策定業務を主に担当しています。財務経理人財として、利益の源泉となる原価管理に携わり、会社の経営判断を左右するような現場情報を、その背景とともに上位者・関係者にお伝えしています。責任の重さや緊張感を感じつつも、その分やりがいを強く実感しています。また、社内外の多様な人々と年齢を問わず対等に仕事ができることは、財務経理部門ならではの大きな魅力だと感じています。
味の素フィナンシャル・ソリューションズ㈱
単体会計部 原価・予算業績グループ
2023年入社
K.B
独自の育成プログラムで
プロフェッショナル人財を育てる
AFS社設立後は、事業部門の人財を財務経理部門に受け入れ、育成して事業部門に返すというローテーションも導入し、事業部門との双方向の人財交流を通じて、互いのスキル・知識を共有・補完し、社内の財務リテラシーを高める環境を作り上げています。また、在籍者の1/3程度がキャリア採用者となっており、全社を見渡してもキャリア採用者との融合が最も進んでいる部署の一つとなっております。
Topics
先進的取り組みに対する外部評価
SEMINAR
EYストラテジー・アンド・コンサルティング㈱が主催するWebinar「迫りくる世の中の変化に負けないレジリエントな経理部門の構築」にて「味の素グループのSSC高度化の取り組みと見えてきた課題」を発表。
冊子掲載
TCFD開示タスクチーム(AFSと味の素㈱サステナビリティ推進部、グローバルコミュニケーション部、経営企画部との合同タスクチーム)の取組みが、「サステナビリティ開示に向けた企業の対応」として、中央経済社刊行の『企業会計』6月号に掲載されました。
受賞
2022年10月13日に発表された日本証券アナリスト協会「証券アナリストによるディスクロージャー優良企業選定」において、味の素株式会社グローバル財務部が「食品部門」と「個人投資家向け情報提供部門」の2部門で優良企業に選定されました。