PRESS RELEASE

味の素グループ、カーボンニュートラルを新たな目標に設定

~2050年度までの温室効果ガスのNet Zero達成に向け、
SBTイニシアチブへのコミットメント表明~

 味の素グループ(味の素株式会社 社長:西井 孝明 本社:東京都中央区)は、このたび国際的な共同団体であるSBT(Science Based Targets)イニシアチブによるNet Zeroを含む新たな温室効果ガス(GHG)排出削減目標への適合を宣言するコミットメントレターを提出しました。これにより、当社グループは2050年度までにGHG排出量を正味ゼロとするカーボンニュートラルを新たな目標として設定します。

 SBTイニシアチブは、パリ協定が求める水準と整合する科学的根拠に基づいた目標設定を企業に働きかける国際的な共同団体で、企業の環境活動の情報開示プログラム運営団体であるCDP、世界資源研究所(WRI)、世界自然保護基金(WWF)、国連グローバル・コンパクト(UNGC)によって2014年に設立されました。SBTイニシアチブは、2021年のCOP26(スコットランド グラスゴー市)開催を機に、Net Zeroを含むGHG排出削減目標を、2100年までに産業革命前からの気温上昇を1.5℃に抑えるという新たな基準に改訂し、企業の参画と目標提出を呼び掛けています。

 当社グループはSBTイニシアチブより認定を受けている気温上昇を1.5℃に抑えるGHG排出削減目標の取り組みをさらに加速させるため、Net Zeroを含む新たなGHG排出削減目標基準への適合をコミットし、その基準に沿って目標の見直しを行います。当社グループでは天然ガスやバイオマスなどGHG排出係数が低い燃料への転換や再生可能エネルギー(電力)の調達、イノベーションによる新技術・新製法の導入を積極的に推進してきました。 今後これらの取り組みを国内外の拠点でさらに加速させ、2050年度までにカーボンニュートラルを目指すことにより、強靭かつ持続可能なフードシステムの構築に貢献していきます。

参 考
味の素グループの温室効果ガス削減目標がSBTイニシアチブの認定を取得
https://www.ajinomoto.co.jp/company/jp/activity/news/news-2907160701938016887.html
2021年12月13日付プレスリリース: 味の素㈱、CDP「気候変動Aリスト(最高評価)」に2年連続で選定
https://www.ajinomoto.co.jp/company/jp/presscenter/press/detail/2021_12_13.html
2030年のアウトカム実現への道筋
https://www.ajinomoto.co.jp/company/jp/activity/csr/pdf/2021/ir2021jp_25-36.pdf