2020年5月20日

 

味の素株式会社は、2030年度に向けた当社グループの温室効果ガス削減目標が、産業革命前からの気温上昇を1.5℃に抑えるための科学的根拠に基づいた目標であるとして、国際的な共同団体であるSBT (Science Based Targets) イニシアチブ *1 より2020年4月28日に認定を取得しましたのでお知らせします。

 

今回認定を取得した味の素グループの温室効果ガス削減目標は、次の通りです。
スコープ1+2 *2 :2030年度までに温室効果ガス排出量を2018年度基準で50%削減
スコープ3 *3 :2030年度までに温室効果ガス排出量を2018年度基準で24%削減

 

味の素グループの事業は、健やかな地球環境や豊かな生態系の上に成り立っています。社会になくてはならない存在であり続けるためには、自然共生型、低炭素型、資源循環型の社会への変革に寄与する事業活動が必要です。味の素グループは、ライフサイクル全体での地球環境への負荷の把握およびその低減のための取り組みを通じて、地球持続性に貢献していきます。

 

*1 SBTイニシアチブは、国連グローバル・コンパクト、CDP、WRI(世界資源研究所)、WWF(世界自然保護基金)が共同で設立し、産業革命前からの気温上昇を2℃未満に抑えるための科学的根拠に基づいた目標の設定を企業に働きかけています。


*2 スコープ1:事業者自らによる温室効果ガスの直接排出(燃料の燃焼、工業プロセス、車両等)、スコープ2:他者から供給された電気、熱・蒸気の使用に伴う間接排出


*3 スコープ3:その他の排出(製品の使用・廃棄、輸送、従業員の出張・通勤、投資等)