SUMMIT

経済産業省の成果と味の素グループ

経済産業省主催イベント「企業戦略としての職場の健康投資~健康経営の可能性~」

健康経営に取り組む企業のリーダー、投資家、国際機関及びNGOの出席のもと、健康投資に関する企業戦略及びステークホルダーからの評価について議論しました。
味の素社 西井がパネリストとして参加しました。

味の素社 西井も参加したイベントの様子

[ セッション概要と、味の素からの発言 ]

1.概要

栄養失調や過栄養への国際的な対応が求められる中、従業員の健康に対し、企業の果たす役割は大きくなっています。従業員の食習慣を改善することによって栄養状態を向上するなど、従業員の健康に投資することは、持続可能な事業活動や将来的な企業価値の向上に繋がります。

本イベントでは、健康経営に取り組む企業のリーダー、投資家、国際機関及びNGO が出席し、健康投資に関する企業戦略及びステークホルダーからの評価について議論しました。

今後の方向性として、経済産業省からは、企業の健康投資を促進し、また日本の健康経営に関する取り組みを国際的に発信することで、職域を通じた世界の栄養改善に貢献することが表明されました。

2.味の素からの発言

味の素社 西井から、従業員の健康づくりは、従業員のエンゲージメントやモチベーション、生産性の向上に資する取り組みであるとの考えの下、健康意識・知識の向上によるセルフ・ケアの習慣化に取り組んでいることを紹介しました。合わせて健康経営の価値について以下の提言を行いました。

  1. 従業員の心身の健康に配慮した取り組みは、従業員のエンゲージメント、モチベーション、生産性を向上させ、欠勤や疾病就業を減らすことにつながる。ビジネスの成果と正の相関があり、社会的・経済的価値を生み出す。
  2. 高齢化社会の中で従業員を確保するために、健康経営に取り組み健康寿命を延伸させることが、企業規模問わず経営戦略として重要。
  3. サプライチェーンでの貢献を提言する。味の素事業の原料は新興国の農産物を利用しており、その供給をサスティナブルにする為に、サプライチェーンの川上である農業従事者の支援の一環として、健康経営を広めていくのは良いと思う。