SUMMIT

学校給食と子ども達の未来​

味の素グループ・DSM共催イベント「学校給食と子ども達の未来~官民連携で実現する、サステナブルで健康的な食習慣づくり」

食と健康の課題解決企業を目指し、味の素(株)と、DSMが共催で、開発途上国等での学校給食プログラム促進のためにフォーラムを開催しました。

味の素社 西井も参加したイベントの様子

味の素社 西井も参加したイベントの様子

モデレーターとして、ポール・ニューナム氏(SDG2アドボカシーハブ ディレクター)が進行を務め、ゲストとしてWFP学校給食部門ディレクターであるカルメン・バルバノ氏、「子ども家庭庁」創設にむけて取り組む自見はな子参議院議員などに参加いただき、子どもの栄養改善の重要性と学校給食が果たす役割、今後に向けた取り組みのあるべき方向性について議論を重ねました。

[ 主な論点 ]

  • コロナ渦によって、これまで脆弱な地域の子ども達の栄養改善を支えて来た学校給食がストップしたことで、栄養状態が急速に悪化している。
  • 国連食料システムサミットにおいて、この状況を改善するための「School Meals Coalition」が結成され、国連機関や政府、NGO等が参加。
  • そこでの議論として、妊娠後8000日の重要性(幼児・就学~大人になるまで)が指摘された。妊娠から幼児期までの栄養は重要であるが、その後学校にはいって大人になるまでの期間についても、大人の庇護の下で十分な栄養をとらせる必要がある。
  • これらの動きを加速化するために、多様なステークホルダーによるパートナーシップ構築が必要。特に現地政府の明確な政策ビジョンが重要である。
  • (コラム)学校給食の3つの価値、政井さんの視点など

味の素社 西井孝明(第13代社長)は、「世界中の栄養問題を解決することは、1つの会社だけでは達成できません。東京栄養サミットは、多様なステークホルダーがパートナーシップを築く機会であり、味の素グループとロイヤルDSMが社会課題解決のためにリーダーシップを発揮する機会です。」と述べ、子ども達の栄養課題解決に向けた味の素の貢献への意志を表明しました。​