ガバナンスの強化

アプローチ

味の素グループは、コーポレート・ガバナンスを、ASV経営を強化し、ビジョンを実現するための重要な経営基盤の一つと位置付けています。ASV経営の実効性を高めるため、「ステークホルダーの意見を反映させる適切な執行の監督」と「スピード感ある業務執行」を両立し、監督と執行が明確に分離している指名委員会等設置会社の体制をとっています。近時、コロナ禍の長期化に加え、自然災害やパンデミック等により、事業環境は大きく変化し、これまで以上に包括的なリスクマネジメントが重要です。味の素グループ各社およびその役員・従業員が順守すべき考え方と行動のあり方を示した「味の素グループポリシー」を誠実に守り、内部統制システムの整備とその適正な運用に継続して取り組むと共に、サステナビリティリスクを積極的に捉える体制を強化し、持続的に企業価値を高めていきます。

具体例

  • コンプライアンス
  • 事故や安全性の管理
  • 競争行動の適切さ
  • 知的財産の保護
  • 政治的活動および政治献金
  • 倫理規定や支払いの透明性
  • ITマネジメント
  • 自然災害・疾病への対応
  • システミック・リスクの管理
  • データセキュリティとプライバシーの保護
  • 規制や政策への影響力
  • 環境や社会の資産やオペレーションへの影響
  • サクセションプラン
  • 経営の透明性
  • 人権とコミュニティへの関与

関連する機会とリスク(機会 リスク)

  • 適切なリスクテイク
  • コーポレート・ガバナンス、内部統制の機能不全に伴う事業継続リスク、予期せぬ損失の発生
  • 適切な情報開示の不足による投資家からの評価の低下
  • 脆弱なIT マネジメント体制による競争力低下
  • 自然災害や疫病・パンデミックの複合的な発生による操業停滞・停止
  • マクロ情勢変化による組織運営への混乱や事業採算性低下
  • 知的財産リスクによる事業への影響
  • 為替・金利の急激な変動による事業への影響
  • 租税制度・税効果の変動による税負担増

味の素グループの主要な取り組み

  • グループ従業員全員への味の素グループポリシーの浸透
  • ホットライン(内部通報制度)の整備
  • コーポレート・ガバナンス体制の強化
  • 事業継続マネジメント(BCM)の強化
  • 労働安全衛生マネジメント
  • 「全社重要リスク」の選定とその対応策の検討
  • IT セキュリティ関連規程の徹底によるサイバーセキュリティ対策強化
  • 知的財産リスクマネジメント
  • 多様なステークホルダーとの対話の実施

貢献するSDGsのゴール

  • goal_8

活動報告

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