土壌調査とその対応

2020年8月19日
味の素株式会社

味の素(株)川崎事業所H42工場(うまみ調味料粗製工場)解体工事の土壌調査結果について

1.目的

当社川崎事業所敷地におきましては2002年に廃棄物の埋設状況の特定と周辺の土壌及び地下水の安全性を確認するための調査を実施しておりますが、今般、敷地内の一部エリアのH42工場を解体することになりましたので、当該建設予定地について土壌調査を実施しました。

味の素(株)川崎事業所全体図

2.調査内容

土壌および土壌に含まれるガスの採取およびその分析を実施しました。

3.調査結果

当該建設予定地956.44㎡において調査を実施しました。その結果、一部の区画(345.79㎡)から砒素が最大で溶出量基準の7.7倍、ふっ素が最大で溶出量基準の3.8倍の値を検出しました。
調査結果について2020年8月19日までに川崎市環境局へ報告し、土壌汚染対策法第3条第8項に基づく「形質変更時要届出区域」に指定されました。同法に則り、将来にわたっても汚染土壌を適正に管理してまいります。

以上