土壌調査とその対応

2019年1月31日
味の素株式会社

味の素(株)スープ工場建設予定地の土壌調査結果について

1.目的

当社川崎事業所敷地におきましては2002年に廃棄物の埋設状況の特定と周辺の土壌及び地下水の安全性を確認するための調査を実施しておりますが、今般、敷地内の一部エリアにスープ工場を建設することになりましたので、2017年8~12月に当該建設予定地について土壌調査を実施しました。

味の素(株)川崎事業所全体図

2.調査内容

土壌および土壌に含まれるガスの採取およびその分析、深度調査、地下水の水質調査を実施しました。

3.調査結果

当該建設予定地11,325.62㎡において調査を実施しました。その結果、一部の区画(3,293.93㎡)から鉛が最大で含有量基準の11倍、ふっ素が最大で含有量基準の1.3倍、溶出量基準の9.5倍、六価クロムが最大で溶出量基準の2.0倍、砒素が最大で溶出量基準の10倍の値を検出しました。
なお、地下水の水質調査におきましては調査地点19箇所のうち8箇所において基準を超過し、砒素が最大で基準の12倍の値を検出しました。しかし川崎事業所の敷地境界では汚染がないことから地下水汚染は敷地内に留まっており、地下水を介しての敷地外への影響はないと判断しています。
調査結果について川崎市環境局へ報告し、2019年1月に土壌汚染対策法14条に基づく「形質変更時要届出区域」の指定を受けました。

4.対策工事

川崎市のご指導を仰ぎながら当該工場建設予定地の土壌浄化工事を実施し、2020年6月に措置完了の報告をしました。本工事により掘削除去した土壌は14,630トンです。今後も同法に則り、将来にわたっても汚染土壌を適正に管理して参ります。また、地下水につきましても敷地外に影響を及ぼすことのないよう、引き続き定期的なモニタリングを継続して参ります。

以上