土壌調査とその対応

2016年5月17日
味の素株式会社

味の素(株)新包装工場建設予定地の土壌調査結果について

1.目的

当社川崎事業所敷地におきましては2002年に廃棄物の埋設状況の特定と周辺の土壌及び地下水の安全性を確認するための調査を実施しておりますが、今般、敷地内の一部エリアに新包装工場を建設することになりましたので、当該工場建設予定地について土壌調査を実施しました。

味の素(株)川崎事業所全体図

2.調査内容

土壌および土壌に含まれるガスの採取およびその分析、深度調査、地下水の水質調査を実施しました。

3.調査結果

当該建設予定地12,008㎡において調査を実施しました。その結果、鉛が含有量基準の3.1倍、溶出量基準の12倍、砒素が溶出量基準の7倍、ふっ素が溶出量基準の4.1倍、ほう素が溶出量基準の2.3倍の値でした。
なお、地下水の水質調査におきましては環境基準の超過はありませんでした。
調査結果について2016年10月までに川崎市環境局へ報告し、土壌汚染対策法14条に基づく「区域指定の申請」をいたしました。同法に則り、将来にわたっても汚染土壌を適正に管理してまいります。

以上