軸足を安定させ、骨盤のブレを抑えるトレーニング。軸足に体重を乗せる際、足の指で地面をしっかりと捉え、内転筋(ないてんきん)と外転筋(がいてんきん)で軸足を安定させる感覚を養うことができる。
#01に、胸郭の回旋力をプラスするトレーニング。足の指、内転筋(ないてんきん)、外転筋(がいてんきん)をしっかりと働かせることで安定した足腰を作り、同時に上半身の回旋力を強化することができる。
#01をさらにレベルアップしたトレーニング。ボックスとメディシンボールにより、体重移動の負荷が増大する。上半身の動作も発生するため、高い安定感が必要とされる。
軸足で生み出したパワーを踏み出し足へと移行するためのトレーニング。この際の動作の粘りが爆発力を生む。動作をゆっくりと行なうことで筋力を高めることができる。
上半身のパワーの源となる胸郭の回旋動作を習得するためのトレーニング。体幹部を安定させながら、胸郭を大きく回旋させていく。上半身の動きの基礎を作ることができる。
#06をレベルアップしたトレーニング。体幹部をしっかりと安定させてメディシンボールを持ち、胸郭を大きく、強く回旋させていく動作で、上半身のパワーアップをねらう。
バットを引きおろしていく際のパワーを強化するトレーニング。ワンハンドのプル動作を鍛えることで、回旋動作もスムーズになり、スイングスピードも上がる。
野球
山本 晃永
やまもと あきひさ
所属
ワイズ・アスリート・サポート・インコーポレイテッド
読売ジャイアンツをはじめとしたスポーツチームでフィジカルコーチとして指導。パーソナルトレーナーとして現在も多くのプロ選手を担当し、育成年代のチームではフィジカル、メディカル面の指導も行う。元読売ジャイアンツの仁志敏久と共に「フィジカルを鍛えてうまくなる野球守備」を出版。