練習を積まないと結果も残せないのがマラソン
大学卒業後は一度就職を考えるも、マラソンに適性を見出し、日本代表まで上り詰めた赤﨑暁選手。パリ2024オリンピックでは6位入賞、さらに1年後のベルリンマラソンでは全体2位と、「速い選手ではなかった」彼は今や世界的ランナーとして結果を残しています。「楽しみながら走る」のが彼の信念。それでも、過酷なマラソントレーニングは、良いコンディションを維持しなければ、納得できる成果は出せません。
「結局、練習を積まないと結果も残せないのがマラソン。練習を続けるにあたってカラダのケアは必須で、特に『故障したら結果を出すのが厳しくなる』難しさはあると思います。ポイント練習後や40㎞走後は、やっぱり休みたくなる。でも、キツい中でカラダを動かすのが後半の粘りに繋がると思っていて、ただ、そこで無理したら怪我するリスクも増える。そのギリギリのラインを、感覚で見極めながらやっています」

練習を継続するためには、日々のエネルギー補給と、コンディショニングが重要になります。
「僕の場合、たんぱく質は毎日しっかり摂るようにしているのと、あと休養は本当に大事だと感じています。パリが終わった後、結果を出すために練習しなければいけない気持ちに追い詰められた時もありました。そう考えると、適度な休みも必要だなと思いながら、今は取り組んでいます」
その中でも、アミノバイタル®はもう「自分にとって必要不可欠なアイテム」となっているそうです。
「最初は高校生の時に勧められて使い始めましたが、今は毎日練習後に飲んでいますね。個人的には、次の練習にうまく入れる感じがあります。ないと困る、本当に“相棒”って感じの存在です」。
みんなが僕を“うまく転がしてくれている”
パリで感じたのは「楽しさ」だけではありません。その先に見えた可能性も赤﨑選手にとっては、大きなものでした。
「前回のパリではメダルが見える位置にもいたので、次の2028年のロサンゼルスではメダルを獲りたい気持ちがあります。ただ、大きな目標も大事ですが、足元をすくわれないように、1歩ずつ進んでいきたい。まずはマラソン日本記録が出すことが必要だと、今は考えています」
自分が競技に集中できるのは、周囲のサポートがあってこそ。練習がうまくいくと褒めて気持ちを盛り上げてくれるチームスタッフや、試合後にケアをしてくれるトレーナー。数多くの支えてくれる方々へ、結果で感謝の気持ちを伝えたいと話します。
「自分がここまで来れたのは、僕だけの力ではなかったと、ここ1~2年すごく感じています。チームのみんなや、妻も家の内側で、次の練習に向けて乗せてくれているというか、僕を“うまく転がしてくれている”。そういう方々に、僕ができるのは『走ること』。その走りで、恩返しできたらいいなと思っています」
今後は、陸上教室を開くなど、陸上人口を増やすための活動にも貢献したいという赤﨑選手。自身の可能性を信じ、楽しみながら挑戦を続ける。そんな赤﨑選手を、多くの人々が、そばで支え続けます。





