アミノバイタル®

「アミノバイタル®」は、お近くのスポーツ量販店、ドラッグストア、スーパーマーケット等でご購入いただけます。(一部お取り扱いのない店舗がございます。)
また、こちらのオンラインストアからもご購入いただけます。

  • amazon
  • Rakuten 24
  • LOHACO
  • AJINOMOTO ダイレクト
食事・栄養

スポーツ栄養のすすめ!
学生アスリートが身につけたい食習慣

アスリートと食事の関係は!?入門「スポーツ栄養」1

学生アスリートと一般の学生とでは、1日に必要とするエネルギー量に大きな差があります。そこで、エネルギー源となる食事バランスの整え方と、スポーツ栄養をベースにした学生アスリートが身につけたい食習慣を紹介します。

学生アスリートと一般の学生との違い
競技力アップにつながる食事のバランスとは?

学生アスリートの場合、高強度の運動で消費するエネルギーだけでなく、筋肉量が多いため基礎代謝が高く、日常生活で消費されるエネルギー量も一般の学生よりも増加します。だからこそ、まずは「量」を確保し、必要なエネルギーと栄養素が不足しないようにしなければなりません。「自分の適正量はどれくらいなのか(エネルギー)」、そのうえで「どんな食品を食べるのか(栄養)」、この2つを軸にバランスを整えていきます。

アスリートと食事の関係は!?入門「スポーツ栄養」2

アスリートの基本の食事

一般的にバランスのいい食事の理想形として「主食・主菜・副菜・汁物・果物・乳製品」すべて揃った食事、いわゆる「一汁三菜」があげられますが、毎日準備するのはとても大変です。そこで、まずは「主食・主菜・副菜」を毎食揃えることを意識しましょう。果物・乳製品は3食のどこかで、あるいは補食で摂るでも構いません。

アスリートと食事の関係は!?入門「スポーツ栄養」3

主食:ご飯、パン、麺などの穀物。炭水化物が主となる栄養素で、脳やカラダのエネルギー源になるほか、筋力アップにも不可欠。

主菜:肉類、魚介類、卵のメインとなるおかず。主な栄養素はたんぱく質とビタミンB 群。血液に必要な鉄分も補給。

副菜:野菜のおかず。ビタミンA(βカロテン)やビタミンC をはじめ多種類のビタミン、食物繊維、抗酸化成分が摂取。野菜のほか、キノコ類や海藻類、大豆製品も副菜の仲間。

汁物:発汗により失われる水分やミネラルを補います。味噌汁やスープに、野菜、キノコ類、海藻類、豆腐などを入れると、副菜を兼ねた一品にもなり、一石二鳥。

果物:炭水化物が豊富なエネルギー源。また、ビタミン類、食物繊維、抗酸化物質も豊富で疲労回復やコンディショニングにも役立つ。

3ステップから始めよう!
学生アスリートのための食習慣

STEP1:3食をきちんと食べる
カラダづくりに欠かせない食事は、3食きちんと食べることが大原則。疲れたから食べないで寝る、オフの日に遅くまで寝て朝食を抜くなど、欠食するとエネルギー不足になってしまいます。

STEP2:補食を味方にする
食事で摂りきれないエネルギーや栄養素を補食でカバーします。炭水化物やたんぱく質が補える食品がおすすめです。お菓子類ではなく、果物や乳製品なども上手に活用しましょう。

STEP3:食品選びをルール化する
例えば、朝は卵、昼は肉、夜は魚など、主菜は毎食、異なる食品を選ぶ、外食や学食では、自炊では食べない料理や食品を選ぶなど決めておくと効率的です。

学業に競技にと忙しい学生アスリートは、食生活が乱れやすい傾向にあります。「理想の食事」を目指すことは大切ですが、まずは3食をきちんと食べる習慣から身につけていきましょう。

監修者

柴崎真木さん

柴崎真木さん

管理栄養士、健康運動指導士、健康科学修士、経営学修士(MBA)

日本代表を目指す競泳選手への食事アドバイスをきっかけにスポーツ栄養士へ。現在はジュニアからトップアスリートまで、さまざまなスポーツの栄養サポートに携わる。