一流のアスリートを目指すには、正しい栄養管理が不可欠。
味の素ナショナルトレーニングセンター内で
エリートアカデミー生が日々食事をしている
「勝ち飯食堂」で提供されているメニューを例に、
「勝てる」カラダづくりを応援する「勝ち飯®」という食事をご紹介します。
- 「勝ち飯®」って何ですか?
- 高橋文子さん/「勝ち飯食堂」管理栄養士
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勝ち飯®とは「何を食べるか」ではなく、「何のために食べるか」という意識を持ち、カラダづくりを行う食事のことです。「勝ち飯食堂」はアカデミー生以外にも味トレ®に練習に来たさまざまな世代、国の選手たちが食事をする場なので、いつ誰が食べても理想的な栄養を摂れるように献立を考えています。
※「勝ち飯食堂」は味トレ®を利用する選手・スタッフの専用食堂です。
一般の方はご利用いただけません。
今回は、アスリートにとって大切な「疲労回復」「風邪予防」「カラダづくり」という
3つの目的に合わせた、「勝ち飯食堂」の
メニューをご紹介。ご家庭で取り入れられるヒントが満載!
基本献立を目的別にアレンジ
栄養バランスが整っているのはもちろん、味もおいしいと評判の「勝ち飯食堂」。
アカデミー生に、好きな献立を教えてもらいました。
味トレ®を卒業してみて、栄養を考えた食事を
用意するのがこんなにも大変なのかと思い知りました。
味トレ®に練習に来るときは、足りないものを
「勝ち飯食堂」で補って帰ります!
スポーツを頑張るお子様を持つ親御さんへのアドバイス
「無理せず楽しみながら
『勝ち飯®』を取り入れましょう」
高橋文子さん/「勝ち飯食堂」管理栄養士
- 6品目でなくともOK!「具だくさん」を心がけて
- ご家庭で作る際は、味トレ®で意識している6品目にならなくても、主菜も汁物もできるだけ具だくさんにし、さまざまな栄養素を摂れるようにするといいですね。また、家族で食事のたびに「たんぱく質OK!」「今日は副菜が足りないね」など、栄養バランスのチェックを習慣にすると、お子様が遠征先や外食した際も気を付けて食事ができるようになると思います。とはいえ、毎食6品をそろえることは非常に難しいので、1日の中で「勝ち飯®」のカテゴリーをそろえることから始めてみてください。
- 食事のマナーも、アスリートのたしなみ
- 食事は幼少期の影響がとても大きいもの。好き嫌いをする子には、「競技で苦手を克服するのと同じで、食べ物の好き嫌いも克服しようね」などと積極的に声掛けをしています。また、基本のカラダづくりに加え、食事のマナー指導も行っています。将来誰からも応援される、立派なアスリートになるには、マナーや礼儀は不可欠。おうちでもサポートしてあげましょう。