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いつもの生ラーメンが本格的な味に!一体何をすればいいの?

いつもの生ラーメンが本格的な味に!一体何をすればいいの?

お手軽に買える、生ラーメン。最近はそのまま食べてもかなりおいしいものが増えてきていますが、もしちょっとした手間をかけるだけで驚くほどおいしくなるなら……ちょっと試してみたくありませんか?

ラーメンのおいしさを引き出すには、何をすればいいの?

いつも自宅で生ラーメンをつくるとき、どのように作っていますか? 沸騰したお湯でラーメンを茹でて、器に付属のスープを入れお湯で溶き、そこに茹でた麺を入れる……というのが一般的だと思います。

ラーメン屋さんを思い出してください。チラリとスープの鍋が見えたとき、豚や鶏などの骨や野菜、魚介類など、味によってさまざまな具材が煮込まれているのがわかると思います。

食材が多いとスープは深みのある味になります。でも、あんなにたくさん煮込んでスープをつくるなんて、自宅ではなかなか難しいですよね。

スープに◯◯を足すだけで、ワンランク上の味に

実は、たくさんの具材がなくても、とても手軽に生ラーメンのおいしさを引き出す方法があるのです。

おいしさの鍵を握るのは「うま味」をいかに引き出すか。「うま味」は主に「アミノ酸(グルタミン酸塩)」に由来するのですが、ほかの「うま味」成分をもつものを足してあげるだけで、深いコクを出すことができます。

たとえば魚介系(かつお節や煮干しなど)のスープには、“昆布”を。豚骨スープには“しいたけ”を。鶏白湯スープには、“長ネギ”や“ニンニク”を組み合わせてあげましょう。

スープの種類:ちょい足しアイデア 魚介系スープ:スープ用のお湯に昆布、または昆布だしを入れる 豚骨スープ:スープ用のお湯に刻んだ干し椎茸を入れる 鶏白湯スープ:刻んだネギやネギ油を足すニンニクチップス

つまり、作るラーメンに付属するスープがどんな食材由来のものなのかが判明したら、「うま味」を強くしてくれる食材の出汁で溶いたり、スープにちょい足しをすればOKということ!

「あれ、その組み合わせ知ってる」「食べたことがある」という方は多いと思います。それもそのはず、こういった食材を組み合わせるとおいしくなるのは、料理人やシェフが昔から実践してきて、知っていることなのです。

うま味の活用 グルタミン酸×イノシン酸の相乗効果

つまりこの組み合わせを知れば、家庭でもお店で食べる本格的な味に近づけるのです。ぜひ「うま味」について詳しくなって、いつもの料理の味をさらにおいしくしてみてください。